中国撤退も、餃子の王将が「グルメ天国」台湾で愛される歴史的背景

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先日、「餃子の王将」を展開する王将フードサービスが、台湾への進出を発表し話題となっています。台湾といえば、言わずと知れたグルメ天国。果たして王将の焼餃子は受け入れられるのかが気になるところですが…、台湾出身の評論家・黄文雄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で「一定の需要はある」と断言、理由として日台間にある「他の諸外国にはない特殊な歴史的関係」を挙げています。

【台湾】日本の外食産業が「グルメ天国」台湾で愛される理由

王将フードサービス/台湾に焼餃子を展開する子会社設立

「餃子の王将」が台湾進出です。今更な感じがしますが、台湾への出店ははじめてです。過去に中国の大連へ出店し6店舗ほど展開したことはありましたが、対中ビジネスの難しさを克服できず、撤退したという経験はあります。報道によれば、日本では各地に700店舗以上を展開しているため、新たな市場を求めて台湾に進出するとのことです。

【餃子の王將 vs 大阪王將】日式煎餃大戰 今年在台開打

台湾にはこれまでも多くの日本の外食チェーン店が出店しています。カレーのCoCo壱番屋、牛丼の吉野家、牛丼のすき家、定食の大戸屋、ラーメンの一風堂などのほか、セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニも多く見かけます。

日本で、台湾はグルメ天国と言われるように、もともと小吃と言われる屋台フードが豊富ですし、多くの家庭が夫婦共働きであるため外食産業はかなり充実しています。日台の歴史的関係を知らなければ、そんな台湾で日本の外食チェーン店が入り込む隙があるのかと疑問を持つかもしれません。しかし、日台には他の諸外国にはない特殊な歴史的関係があります。

そこには50年に及ぶ日本の台湾統治時代にカギがあります。日本の台湾統治は、いわゆる植民地統治ではありませんでした。日本は内地と同様に台湾を統治し、台湾人との交流を図りました。それまで何もなかったと同様の台湾に、レベルの高い教育、医療、行政、インフラなどあらゆる社会的基盤を導入し、教育の現場では規律正しく品行方正な教育を行い、武士道に基づく日本精神を教師自らが手本となり生徒に教え込みました。

そうした毅然とし凛とした日本人の姿勢を見た台湾人は、自然と日本人になることに憧れました。終戦後、日本が引き揚げた後の台湾は蒋介石率いる中国国民党が統治しましたが、これがまためちゃくちゃだっただけに、台湾人にとって日本統治時代はより懐かしく憧れのものとなったのでした。

台湾から引き揚げた日本人たちも、台湾での生活を懐かしく、台湾に戻りたいと死ぬまで焦がれていたようです。このことは、台湾映画『湾生回家』で証明されています。

湾生回家

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