日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。豪華執筆陣による興味深い記事を1本から購入できて読める、まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、神奈川・湯河原「らぁ麺屋飯田商店」の塩らぁ麺&つけ麺。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、驚異的に美味すぎる!と語る、最強の塩らぁ麺&つけ麺のお味とは?
オススメ!【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】らぁ麺屋飯田商店
飯田商店@湯河原にて、塩らぁ麺&つけ麺。
今回の食べ歩きの主目的が、こちらの『らぁ麺屋飯田商店』。
言わずと知れた全国的な名店である同店。
ここで、同店を極めて簡単に紹介しよう。
『飯田商店』は、全国における淡麗系提供店舗の中で今、最も注目されている店舗のひとつ。加えて、創られるラーメンは、現存する淡麗系の最高峰として、数多くのラーメン好きから太鼓判を押されている。
もちろん、私も同店は未食ではないが、かれこれ5年近くご無沙汰してしまっており、己の怠慢をいたく恥じ入っていた次第。
今回、店主にお願いしたい事柄があったことにも後押しされ、数年ぶりに同店を訪問。
厨房で采配を振るう店主のお姿を拝見した時、改めて穴があれば入りたくなってしまったが。
同店のメニュー群は、昨年6月における店舗のリニューアルに合わせて大きく見直された。
『飯田商店』は、絶えずラーメンに改良を加えていくことを旨とするが、昨年の見直しはなかなか大胆なものだったという。
さて、肝心のお味の方であるが、驚異的に美味い、美味過ぎる!
オープン当初から既に味の水準は高めだったが、スープから麺、具に至るまでの全てが徹底的にブラッシュアップされ、もやは当時とは比べ物にならない。
スープに用いる素材は鶏と水のみ。他に一切の素材を加えないにもかかわらず、日本刀のようにうま味が鋭く冴えわたる。
店主が最も力を入れているという自家製麺の出来映えも、他の追随を許さない境地に到達!
使用する小麦の品種から部位に至るまで、徹底的に考え抜かれた麺は、それ自体が生命を宿したかのごとき妖艶なうま味を蓄える。
清湯スープベースの淡麗ラーメンで高水準なものは現在、数多く存在する。
が、味の作り方にここまで独自性を持たせた1杯は、なかなか出逢えるものではない。
まさに、至宝とも言うべき同店のラーメン。
足を運ぶ際には、体調など、万全の態勢で臨まれることを強くオススメする。
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DATA
らぁ麺屋飯田商店
営業時間 (火~日)11:00~15:00頃 ※材料切れ次第終了
住所 神奈川県足柄下郡湯河原町土肥2-12-14
定休日 月曜