年金が優遇される「専業主婦」は本当に得なのか、比較検証してみた

 

今更そんなところに財源を使うくらいなら、根本的な問題である少子高齢化問題や、または待機児童問題、子育て支援、あと介護みたいなところにお金を使ったほうが良かったのではないでしょうか。将来も発生する年金受給者を支える子供世代に財源を使わなくてどこに使うっていうの?

今の日本人口は1億2,000万人程ですが、2050年には1億人を切り2100年には5,000万人を切る見通しになっています。また、今の高齢化率は27.3%程もありますが、2060年以降は高齢化率は40%になり以後、40%ちょっとで推移していく見通しが立てられています。

年金問題は、少子高齢化問題とは切り離すことはできません。少子高齢化問題は高齢化の目安となる65歳以上人口比率が7%になった昭和45年から言われていたことであり、今後も本当にこの問題が解決されるのかはわかりませんが、今更一時しのぎの目先の問題に国の財源を使うのではなく問題の本質の部分に使えばいいのにと思うわけであります。

まあ、人口が少なくなりすぎるのも問題ですが、、人口が逆に2億も3億にもなるとそれはそれでまた難しい問題が出てきそうだし、想像するとなんとなくこっちのほうが怖いですね…(^^;;

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佐賀県出身。1979年生まれ。佐賀大学経済学部卒業。民間企業に勤務しながら、2009年社会保険労務士試験合格。
その翌年に民間企業を退職してから年金相談の現場にて年金相談員を経て統括者を務め、相談員の指導教育に携わってきました。
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