子育てワンポイントアドバイス
「経済的な事情で…」
できない時、やりたくない時、断る時、この言葉をワンパターンのように使う人がいます。この言葉を使っていると、本当に経済状況が低下する人が多いのです。
では、どうしたら良いのでしょうか?
やりたくないときは、「やりたくない」と正直に伝えることが必要です。そして、他に理由があるのでしたら、その理由を伝えることが大切です。
そして、もし、「やりたい」「やってあげたい」と思うのでしたら、やる方法を考えて実践することが大切です。
この絵本の主人公は、小学1年生の時に、お父さんを病気で亡くしています。私自身も、小学2年生の時に、父を病気で亡くしました。
この絵本の主人公は、お父さんが亡くなった時「名前が悪い」と言って勝手に名前を変えられました。
実は、私も、父が亡くなった時、「名前の字画が悪い」と言って、勝手に名前を変えられました。
子どもが小さくて親を亡くすると、周りの人の思考パターンは同じということを感じました。
この絵本に出てくるお母さんは、子どもの要望を聞いてくれます。でも、子どもが期待している結果とは、少し違っています。
私も、母に要望を伝えると、母は、大抵、聞いてくれました。でも、私が期待している結果とは、少し違っていました。
私の場合、母が作るお弁当は、煮物が多いので、茶色のお弁当だったのです。お友達のように、「赤や黄色や緑色のカラフルなお弁当を作って!」と伝えると、「わかった!」と母は答えてくれました。
遠足の日、お弁当箱のふたを開けると……入っていました!
赤→紅ショウガ。
黄色→たくあん。
緑→ハラン(緑のギザギサでおかずの仕切りをするもの)。
一事が万事、このような様子でしたが、いつも母は、要望を聞いてくれました。
勇気がなくても、自信がなくても、好きなことややりたいことをすんなりやれる人は、どのような形であっても、親から要望を聞いてもらえた人が多いように感じます。
どんな風に要望を聞いたら良いかのヒントは、「おかあちゃんがつくったる」の絵本を読んでください。
この絵本を読むことで、切なさも感じるかもしれませんが、最後は、くすっと笑いながらも、ホロリとした気持ちを感じます。
そして、こう思えるかもしれません。
「子どもの要望に楽しく応えよう!!」って。
image by: Shutterstock
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