親としては子供の要望には極力応えてあげたいけれど、時間や経済的な理由でなかなか厳しい―。そんな方に読んでいただきたいのが、『育児に成功する【楽しい子育て絵本講座】』で紹介されている1冊の絵本。メルマガ発行者の山口理加さんがご自身の体験に基づいたアドバイスをくださいます。
親が肯定した数だけ、子どもは自己肯定を積み重ねる
こんにちは、山口理加です。
「子どものために!」と一生懸命子育てをしている方は多いと思います。
子どもは大きくなってくると、子どもなりにして欲しいことや要望が出てきます。子どもは、「どうしたら親は要望を聞いてくれるかな?」と子どもなりに考え、親の機嫌の良い時を伺ったり、言い方を工夫したりしています。
つまり、子どもが親に要望をいう時は、ちゃんと考えているのです。だから、親としては、「良いよ!」と言うように心がけましょう。
親が「良いよ!」と言う、「良いよ!」は「肯定」です。親が肯定した数だけ、子どもは自己肯定を積み重ねます。その積み重ねが、自己肯定になるのではないでしょうか。
そして、親の方も子どもの要望を肯定した数だけ、親自身の自己肯定感を積み重ねることができます。
でも、時間や経済状況など、都合でできないときがあるかもしれません。その時は、どうしたら良いのでしょうか?
そのヒントになるのは、この絵本、「おかあちゃんがつくったる」の中にあります♪
お父さんが亡くなった家庭のお母さんが、明るく子どもの要望に応えるお話ですが…。
『おかあちゃんがつくったる』 長谷川義史・作
【あらすじ】
ぼくと、おかあちゃんと、ねえちゃんは元気にやってます。
ある日、ぼくが父親参観のお知らせをもらってくると…。
あったかくて、せつなくて、でも笑える家族の物語。(Amazonより)