1~3つ目「飾るスペース」に関しての質問
「省スペースでシンプルなお盆飾りでも、お迎えの気持ちは表現できます。お盆のあいだは故人やご先祖様をおもてなしする気持ちで、お盆飾りやお供物をすることが大切です。また、シンプルなお盆飾りでもお花をたっぷり飾ることで、お仏壇がにぎやかに彩られます」
以上のように答えてくれました。
また最近では、伝統的なお仏壇とお盆飾りとは違い、現代的なリビングにあうシンプルなお仏壇とお盆飾りもあるそうです。
4つ目「提灯は1対でないといけないのですか?」
「特に決まりはありませんが、初盆の飾りの盛んなところでは一対で贈られる方が多いようです。ただ都市部では、部屋の広さの問題もあり、ひとつにして良いものを贈られる方が増えてきたようです(ただし仏様にとっては最初で最後の新盆でもあり、なるべくなら一対でお飾りしたいもの)」
5つ目「最低限必要なものは何ですか?」
1) お仏壇と仏具
2)季節のお供え(果物・そうめん・餅菓子等)
3)盆提灯
4)お盆セット(牛馬・蓮の葉・盆花・おがら・ホーロク)
「上記の順となっていますが、大切なのは心を込めてお迎えする気持ち。無理はせずできる範囲で精いっぱいのお気持ちをご先祖様にお伝えしましょう」とも話しています。
6つ目「いつから飾りはじめて、いつ片づけるのですか?」
はっきりとした決まりはありませんが、一般的にお盆の月に入ったら早めに飾り付けを始める所が多いようです。地域により決まっているところもあります。
遅くとも13日には飾り付けを終わらせて下さい。片付けは16日の送り火が終わってから行って下さい。
7つ目「お墓参りは何日にいけばよいのですか?」
お墓詣り⇒13日お迎えのため(地域によっては12日の所もあります)
お墓詣り⇒14日・15日 (集まった家族や親族で行く)
お墓詣り⇒16日に見送りの為にする地域もある