8つ目「お盆のお迎えの仕方を教えてください」
※宗派によって7月、8月があります。
■準備(お盆前月~お盆当月)
・寺院への依頼
・お墓、お仏壇のお掃除
・お飾り(盆棚、仏具、ローソク、線香などの準備、お盆提灯組み立て)
【新盆の場合】
・お見舞客への返礼品の準備
・新盆用提灯の準備
■12日 お迎え始め
・飾り付け、お供え始め
■13日 迎え盆
・お墓参り(家族揃ってお墓参りに行きます。「迎えは早く、送りは遅く」と言われています)
・読経(僧侶を招き、読経をしていただきます)
・会食(親族や故人と親しい人たちを招いて会食をします)
■14・15日 盆中日
・お墓参り(家族揃ってお墓参りに行きます)
・読経(僧侶を招き、読経をしていただきます)
・会食(親族や故人と親しい人たちを招いて会食をします)
■16日 送り盆
・送り火(おがらや新盆の提灯を焼いて、「送り火」を炊き、ご先祖の御礼を見送ります)
最後に安藤さんは、「お盆は宗派だけでなく、地域による独自の風習が多くみられます。私も各地のさまざまなお盆を見てきましたが、お迎えの方法やお飾り・供物などユニークな伝統が多く残っています」と答えてくれました。
これが正しいという決まりはないですが、その地域に根付いたお盆にまつわる品を揃えるのも大切なんですね。来年からは、今まで以上に御霊にも気持ちよく帰ってきていただくために、改めて確認してみてはいかがでしょう。
※お盆情報は各地方・宗派によりことなります。
souce:お仏壇のはせがわ
文/横田吉木