なぜ日本の客は店に不満でも無言で去り、二度と来ないのか?

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料理が出てくるのが遅い、メニューの種類が少ない、いつも従業員が奥にいて注文がしにくい等々、味にこそ大きな不満はないものの「もう二度と利用したくない店」というのは意外と多いものですよね。無料メルマガ『飲食店経営塾』では著者で若手飲食店コンサルタントとして活躍中の中西敏弘さんが、プロの目線で「リピートされない店の共通点」について記しています。

現状維持は、「退化」!

「最近、金曜のフリー客単価が低下気味だから、提供時間が遅くなっている可能性あるんじゃない?」

店長「それは大丈夫だと思います」

「なんで?」

店長「お客様から『催促』されることが最近はないので…」

こんな会話をご支援先ではよく行っています。毎月の数字を細かく分析し、現状店舗でオペレーション上、何か問題がないか、お客様に満足頂いているかを、様々な視点から、ご支援先のみんなと分析を行っています。

そんな中で、よく上記のような会話があるのですが、飲食店にとって「提供時間売上や顧客満足に大きく関わってきます。なのに、上記のように「お客様から催促されないので…」と店長が口にするようでは、その店の現状の顧客満足度は決して高くないでしょうし、今後の売上低下も懸念されます。

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