優秀な店員だから、ついついやってしまいがちな「NG接客」

inshoku20170720
 

熱心に仕事を続けていくうちに身に付いていく、商品やメニューに関する専門知識。プロとして褒められるべきスキルなのですが、注意も必要なようです。無料メルマガ『飲食店経営塾』では著者で若手飲食店コンサルタントとして活躍中の中西敏弘さんが、優秀・熱心な専門家だからこそ、接客の際に心がけるべきポイントを記しています。

専門家だからこそ、お客様との間に「ギャップ」が生まれる!

「このワインは、ご存知○○ワインです。その中でも上出来のワインだと思いますので、ぜひ、一度飲んでみませんか?」

とは、ある店でスタッフがワインを僕たちに説明してくれたスタッフのことば。でも僕は、ワインは大好きだけど、それほど知識はないので、「○○ワイン」と言われても「……」。なので、結局、「どれが一番おすすめ?」と尋ねて、それを頼むことにしました。

でも、よく考えるとこの接客はすごくもったいない!

知識があるからこそ、もっとお客様に分かりやすいことば」「内容」で伝えると、スタッフへの信頼感も高まり、そのお店へのロイヤリティももっと高まるはずなのに…。

同じことを毎日やっていると、どんどん専門知識がついてきます。そして、それが「当たり前」になって、仕事をするようになってきます。だから、自分が話している事の何が「専門的なこと」なのか、だんだん分からなくなって、無意識のうちに、「専門的なことば」を使ってしまいガチです。

ここに、お客様と売る側のギャップ」ができます。

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