結果が出ず、ふてくされた社員の「バカ蹴り」を今すぐなくす方法

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「売上が下がった」「クレームが増えた」など、すぐにでも解決しなければならない問題をミーティングなどで提起してみても、従業員は口をつぐんでしまうばかりか、何か新しいことをやってもすべてが空振りに…。今回の無料メルマガ『飲食店経営塾』では、著者で若手飲食店コンサルタントとして活躍中の中西敏弘さんが、そんな無意味な努力をすることなく店舗のクオリティを上げる「仮説立て」の手法について解説してくださっています。

「バカ蹴り」が社内で無くなれば、店舗のクオリティは確実に向上する!

「このようになっている原因はなんだろう?」
「●●をやならなければならない理由は何?」
「なぜ、■■が起こってしまうのだろう?」

と、僕は、店長面談やミーティングの際に質問として投げかけることが多いのですが、嫌な顔をしたり答えに窮したりしてしまう人がいます。こういう人たちに共通している点は、「行動しても結果がでない」「ただ闇雲に行動だけをしている」ということ。

何かお店の改善のために行動するには、「現在の状況から原因を探り出し、その原因を解決する」という思考の手順が必要なのですが、こういった思考の手順を踏む「クセつけ」ができていないため、いくら行動しても結果が出ないのです。

サッカーで例えるなら、パスをする際に、状況を打開するためのパスをするのではなく、ただ「なんとなく思いつき」でパスをするというようなものです。これをサッカーでは、「バカ蹴り」というそうです。「バカ蹴り」のようなことを続けていると、どんなに努力してもどんなに必死に頑張っても結果が出ることはありません

こういった人を社内からできるだけ無くすことができれば、行動の質を高めることができますし、また、店は自然とクオリティを向上させることができるはずです。では、そのために、何をさせればいいのか?

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