メルケルさんは、「多文化主義は失敗した」といいました。
ドイツのメルケル首相が最近、「多文化主義は失敗した」と述べ、波紋を広げている。各民族の文化を尊重する多文化主義は移民政策の理想モデルとされてきたが、移民を受け入れてきた国々で1990年代から文化摩擦が相次いで表面化。ドイツでも米中枢同時テロ後、イスラム原理主義への警戒心が強まり、金融危機やその後の財政危機で仕事や年金が移民に奪われるとの懸念が高まっていることが背景にある。
メルケル首相は16日、与党キリスト教民主同盟(CDU)の集会で、「ドイツは移民を歓迎する」と前置きした上で「多文化社会を築こう、共存共栄しようという取り組みは失敗した。完全に失敗した」と述べ、喝采(かっさい)を浴びた。
(産経新聞 2010年10月20日)
メルケルさんの発言、日本の政治家さんも知っておくべきです。
私は、ロシアにいれば、ロシアのルールに従います。「日本人だから日本流にやる」というわけにはいきません。同じように外国人が日本に住むなら、日本のルールを厳守してもらわなければなりません。「私の国ではゴミの分別をしません。だから日本でもゴミの分別をしません!」というわけにはいかないのです。
ルールを守るためには、「ルールを理解できるための日本語能力」が必要です。ですから、「日本語試験」の導入を提案します。繰り返しますが、ロシアで劇的効果があった方法です。安倍総理にも是非教えてあげてください。
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