E子 「紛争や暴力のまん延によって迫害の恐れがあり、国を逃れたっていうのが本来の難民の定義。だけど、平成29年の統計だと
- 借金返済のため日本で働きたい
- 友人とのいさかいにより友人に殺害される
- 妻のいる男性と交際し、地域住民から暴行や脅迫
っていうのがNo.3」
深田GL 「お金を稼ぐのが一番の目的ってことだな。たとえば、製造業の期間工で、時給1,250円なら残業も少しして月30万円にも手が届く」
E子 「ベトナムを中心に東南アジアの人達の間でSNSで広がっているそうよ。日本で働くと、ベトナムの10倍の収入が得られるって」
新米 「10倍も! それは、日本で働きたいはずですよね」
大塚 「留学生だと、週28時間しか働けない。フルタイムはできないから、アルバイトって感じですものね。そりゃ、フルタイムで働きたいですよ」
深田GL 「技能実習生は、技術を学ぶ目的で最長で5年間、通常は帰国しないといけない。他に条件の良いところがあっても、働く場所を変えることはできない」
大塚 「技能実習生は、日本に来て自分の国で働くよりはたくさん稼げている。でも、せっかく日本に来ているのに、他で働いたらホントはもっと稼げるって知ってしまうわけですね」
新米 「実習生中は給与が安いですもんね~」
大塚 「ほぼ最低賃金ですものね」
深田GL 「いや、実際は、最低賃金割れも多い」
新米 「だから、難民申請する人も増えているってことですか」
E子 「難民申請して、実際に認定される人は年間20人くらいで推移しているそうだけど、申請そのものは、6年前と比べると10倍、2万人近くなんだって」
新米 「すごい増えているんですね。自分の国で働く場所がないのかなぁ…」