【よく噛むと、表情がよくなる】
噛む習慣を持つと、表情筋が引き締まって、顔つきが凛々しくなります。赤身肉や大ぶりな根菜を、大きな口をあけてしっかり噛むようにすると、側頭部の咀嚼筋(そしゃくきん)がよく動きます。海藻や茎のある繊維のある野菜などを、時間をかけて噛んでいると、ほっぺの咀嚼筋がよく動きます。 最初は、いつもの食事内容で、「一口30回」を目安によく噛むようにしてみましょう。 無理に固いものを噛むことがないようにしましょう。元々「顎関節症(がくかんせつしょう)」などを患っている人は、お医者さんの指導を仰いでみてください。
ぼくは、結婚する前まで、玄米菜食をしていました。「一口100回」が目安で、一汁一菜の食事を毎回45分かけてすませていました。今考えると、ずいぶんと時間にゆとりのある生活をしていたモノだと思います。 結婚相手ができれば、食事中におしゃべりするようになるし、子どもができれば、そもそも自分の食事など二の次になるし、「噛む」なんてこと、考えることもできませんでした。今のご自分の状況に合わせられる範囲でいいと思います。
ただ、カラダが冷えたり、慢性胃もたれの人には、「よく噛むこと」は、おススメの取り組みです。 ・表情が引き締まってむくみ予防になる ・顔色がよくなる ・過食の予防に役立つ ・唾液の分泌が上手になって、虫歯予防や風邪、感染症対策の取り組みになる 欲張って頑張る必要はありません。できる範囲で、ためしてみてください。
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