なぜ「シャンゴ」のパスタは群馬のソウルフードになれたのか

 

◆戦術分析

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■売り物、売り値

「豊富なパスタメニュー」

・一番人気の「シャンゴ風スパゲッティ」 (Mサイズ:860円)
→高崎産の小麦を使ったオリジナルの「ゆで置き麺」にトンカツ(群馬県産上州麦豚の肩ロース使用)を乗せ、秘伝のミートソースがかけられている(カツカレーから発想を得ている)
・「ボンゴレスープスパゲッティ」 (Mサイズ:860円)
→シャンゴが発祥のスパゲティ。(ラーメンから発想を得ている)創業者は日本独自の「スープスパゲッティ」の考案者ともいわれています
・「ペイザーナ」 (Mサイズ:750円)
→野菜たっぷりの塩味パスタ。(焼きそばから発想を得ている)
・群馬県民に愛される「ベスビオ」(Mサイズ:780円)
→魚介がたっぷりの辛めのトマトソースの人気パスタ(辛ミソラーメンから発想を得ている)

その他、豊富なパスタメニューに加えて、サラダ、ピッツァ、リゾット、グラタン、肉料理、ドルチェ、などのメニューも提供しています。

■売り方

・「パスタの街」として街全体で盛り上げています
→その中でもパイオニアとして、様々なメディアで取り上げられています
・2009年から高崎市で開催されている「キングオブパスタ」に参加し、2010年と2012年に優勝しています

■売り場

・群馬県高崎市を中心に県内のみ8店舗出店
→高崎市は人口当たりのパスタ店が全国的にも多いといわれている激戦区
・営業時間は11:00~21:30

※ 売り値や売り物などは調査時の情報です。最新の情報を知りたい場合は、企業HPなどをご確認ください。

image by: 群馬の老舗イタリアン「シャンゴ」公式HP

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