特に声を大にして言いたいのは、
- いじめについて
です。
すべてのいじめが、法的な犯罪を構成したり、賠償責任が生じたりするわけではありませんが、子供が学校に行きたくないと言い出すものは
- 相談してもイイくらいのレベル
なんじゃないかと思います。
たとえば、アタマが痛いのが数日続いたら、風邪かもしれないけどひょっとしたらなにか重大な病気かも。そう疑って病院に行きませんか?で、診てもらって、大したことがなければ安心し、検査が必要だと言われれば受けてみる。このくらいのことはフツーにしますよね。
これと同じように、いじめについても専門家の見解を聞いてみたらいいんですよ。え?
- それより先に学校や会社に話して…
ま、それもいいでしょう。
ですが、学校や会社で問題が起こっている場合、全然関係のない専門家に相談した方が
- 解決に繋がる
んじゃないでしょうか。
私が猜疑心が強いと言われればそうかもしれません。ですが、学校や会社で問題が起こっている場合、学校も会社も問題の当事者です。その相手がもう一方の当事者の言うことを平等に聞いてくれて、客観的に納得出来る解決策を提示してくれるでしょうか。
たとえば、会社でのストレスで頭痛が数日続いた場合、会社に対して「〇〇さんのパワハラが原因なので…」と言うでしょうか。むしろまず先に病院に行って「過度なストレスによる頭痛」という診断をもらうのではないでしょうか。別段、オオゴトにしているわけでも会社を信頼していないのでもナイですよね。身体の状態がどうなのかを身体の専門家に伺っただけです。これと同じように、法律上の問題が発生しているのかどうか専門家に聞いてみるだけです。
…法律の専門家に相談することを薦めるのは、実に情けないことですが法律家に相談していることを
- 匂わせるだけで解決する(だろう)
からです。とにかく
- 日本人はすべからく法律家に弱い。
法律家が身近でない分、法律家が出てくるだけで
- ビビる(■_■;
んです。それってどうなのっていうのが本音ですが( ̄∇ ̄)。
ブラックバイトを強要する会社に労働法の規定の話をすればフツーはイッパツ解決ですが、社会的に問題になった団体や組織が自浄作用を高めるためとか言って、第三者委員会に監督や諮問をオネガイするというのは、よく聞くニュースですね。その第三者委員会って、だいたい弁護士ですから。法律家が身近じゃないので、法律家が見張って…見守ってくれるだけで、なにか、こう、箔が着いたカンジがして、安心出来るんでしょうか。なんだかなあ。