【今日は何の日】週刊少年ジャンプが発行部数500万部を達成

2019.12.19
by tututu
 

週刊少年ジャンプ売上が右肩下がりに

歴代最高となる653万部を突破した1995年3・4合併号、しかし同じ1995年の25号で人気漫画「ドラゴンボール」が終了。1984年51号から1995年25号までの約10年半、全519話にわたった連載が幕を閉じました。この影響は計り知れなく、これを機に徐々に売り上げが減少していきます。追い打ちをかけるように、こちらも人気の「スラムダンク」が1996年27号で終了。ジャンプを牽引していたこの2大漫画の終了は大きな爪痕を残すことになります。

ドラゴンボールの終了からわずか2年、発行部数は400万部ほどとなり、ついに1997年11月に週刊少年マガジンに首位の座を明け渡してしまいます。「ONE PIECE」や「NARUTO -ナルト-」など人気を博す漫画はあるものの、時代の流れとも相まって売り上げ減少は続き、2005年には発行部数300万部を割り込みます。

取り巻く環境は厳しくても、それでもジャンプは凄かった

パソコンやスマートフォン、タブレット型端末を用いたインターネット経由で、漫画を読むことができるようになった今、週刊少年ジャンプの発行部数はどうなっているのでしょうか?300万部どころか200万部を割り、現在は160万部台で推移しているようです。しかし、週刊少年ジャンプは依然としてトップ。2位の週刊少年マガジンは70万部を割り込んでいると言いますから、100万部近い差をつけているわけです。

全盛期を知る大人世代にとっては信じられない話ではありますが、これが少年コミック誌の現実。しかし、「ONE PIECE」「HUNTER×HUNTER」「ハイキュー!!」「僕のヒーローアカデミア」など相変わらず人気作品を抱え、さすがジャンプ!といえるラインナップ。その充実ぶりは群を抜いています。

移りゆく時代の中、様々な環境の変化に対応しながら、少年コミック誌の王者であり続ける週刊少年ジャンプ。大人になり、目まぐるしく進む毎日の中で、すっかり少年時代の心を忘れてしまっているあなた。久しぶりに週刊少年ジャンプを手にしてみてはいかがでしょうか?

 

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