【Jリーグ】複数クラブから悲鳴も。いつどのように再開する?

 

どんな風に応援するのか?

応援の風景も大きく変えざるえない。無観客試合が実施されるとシーンとしたスタジアムで試合を行うことになるがお客さんを入れるようになった後も今までのような応援は難しい。J1の開幕戦では神戸が「チャントなどを禁止」として話題になったがしばらくの間は拍手中心の応援になるだろう。「チャントなどは禁止されているのにルールを守らずに暴走するサポーター」は必ず出てくると思うが「そういう人たちにどう対処するのか?」も難しいところである。Jリーグとクラブは毅然として対応しないといけないがなかなか難しい。

「人数制限がある中、拍手中心の応援でどこまで試合を盛り上げることが出来るか?」は各クラブのサポーターの腕の見せ所と言える。すでにいろいろと考えていると思うが大きな話題になっているマスクの着用は「義務」とするのがベターだろう。「アベノマスク」の配布が始まっており、マスクの供給難は幾分かは解消されるはずである。「マスクがない人の観戦を拒否できるのか?」は分からないが「マスクなしのサッカー観戦」は今の段階ではリスクが高い。「タオルやバンダナで代用可」とも言われているが扱いにくい。

天皇杯とルヴァン杯をどうするのか?も大きな注目点になる。すでに天皇杯の各都道府県予選は始まっているが決勝まで到達しなかったところがほとんどである。過去の実績などを加味して県代表などを決めたところもいくつかあるが「Jリーグを優先する」というのが基本的な考え方になると思うので大会自体を中止にするのがいいのでは?と思う。ただ、ルヴァン杯に関してはスポンサー付きの大会なので簡単には中止にすることは出来ない。2011年のときのように縮小開催も考えられる。トーナメント方式への変更が考えられる。(編注:メルマガ配信後、天皇杯は都道府県代表の47チームとアマシードのHonda FC、J1上位2チームの50チームによる大幅な縮小開催の方針が発表されました)

「三密の回避」が叫ばれていることを考えるとVARは今年に関しては実施しない方がいいと思われる。今シーズンからJ1のみVARを取り入れているがお金もかかる。また、優秀な審判がVAR用に回る中、過密日程になると審判のやりくりが大変になる。また、新型コロナで重症化するのは70歳以上の人が圧倒的に多いことを考えると「高齢者の観戦は禁止にする」というのも1つの方法になる。その場合、50歳以上・60歳以上・70歳以上で区切る方法が考えられる。「子供の観戦を制限する」というのもあり得ない話ではない。

image by: ウィキメディアコモンズ経由で

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