米ドル覇権はコロナで終わった。10年後の基軸通貨が「仮想通貨」になる理由=吉田繁治

 

電子マネーと仮想通貨

10年後の世界を想定すれば、国際的な取引に使う通貨は「電子マネー化」し、ブロックチェーン方式の仮想通貨(暗号通貨)に代わっていくでしょう。 テレワークは、仕事の電子化でもあります。人にわたる文書も、不正な改ざんができないブロックチェーンになっていきます。 紙幣がブロックチェーンになることと、文書がブロックチェーンになることは、プログラムでは同じことです。 世界の電子マネーに激しく遅れていた日本でも、コロナショックを契機にスマホでの電子マネーの利用が急速に増えています。こうしたことが、転換のきっかけになるのです。 カードのようなタッチがない。ケータイ・マネーは思っていたより便利という声が多い。スマホの電子マネーと、暗号通貨の仮想通貨には、同じといえるくらいの親和性があります。 10年後を遠いと感じるか、近いか。 リーマン危機は、12年前でした。東日本大震災からはすでに9年が経過しています。記憶される過去の時間は、過ぎると一瞬です。記憶には過去の、自分の歴史しかない。未来は確率です。

続きはご購読ください。初月無料です

史上最大の、米国政府からの補助金の金額と、FRBのドル・プリンティング

4月から急回復した米国と、世界の株価:その理由

FRBのドル増刷は11.8兆ドルに達する

マネーの流通量についての解説

政府の225兆円の総事業費は、1年半のマネー量の増加になる

2020年、21年はデフレ、2022年、23年からはマイルドなインフレへ

通貨の信用とは、何を言うのか

マネーも国債も買い手が信用を決める

金は通貨か?

2022年末から

※これらの項目は有料メルマガ購読者限定コンテンツです →いますぐ初月無料購読!

<初月無料購読ですぐ読める! 6月配信済みバックナンバー>

※2020年6月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。

2020年6月配信分
  • アフターコロナの政府財政とマネー(1)(6/10)
  • 世界中が史上最大の経済対策費(6/3)

いますぐ初月無料購読!


※本記事は有料メルマガ『ビジネス知識源プレミアム』2020年4月22日号の一部抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>

※初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込880円)。

2020年5月配信分
  • 時は流れて夏に向かうなかの断章(5/27)
  • 流通業、生産、金融のコロナショック(5/20)
  • 過去の恐慌とコロナショックの違い(5/13)
  • コロナショック;第一波から第二波への覚悟(5/6)

2020年5月のバックナンバーを購入する

【関連】コロナ後、3割の人が元の仕事に戻れず、残りは収入激減の衝撃予測。貧困を生き抜く術は=今市太郎

【関連】消費税ゼロ%で救える命。コロナ恐慌で死ぬ間際にも黙って10%を払い続けるのか?=鈴木傾城

【関連】なぜ上場企業は内部留保460兆円を使って休業しない?緊急事態宣言でも消えぬ満員電車=今市太郎

image by: Evan El-Amin / shutterstock

ビジネス知識源プレミアム:1ヶ月ビジネス書5冊を超える情報価値をe-Mailで』(2020年6月10日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

吉田繁治この著者の記事一覧

●最新かつ普遍的なビジネスの成功原理と経済・金融を、基礎から分かりやすく説いて提供 ●時間がない、原理と方法の本質を知りたい、最新の知識・原理・技術・戦略を得たいという方に ●経営戦略・経済・金融・IT・SCM・小売・流通・物流を、基礎から専門的なレベルまで幅広くカバー

有料メルマガ好評配信中

  初月無料で読んでみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 ビジネス知識源プレミアム:1ヶ月ビジネス書5冊を超える情報価値をe-Mailで 』

【著者】 吉田繁治 【月額】 ¥660/月(税込) 初月無料! 【発行周期】 毎週 水曜日 発行予定

print
いま読まれてます

  • 米ドル覇権はコロナで終わった。10年後の基軸通貨が「仮想通貨」になる理由=吉田繁治
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け