★できる問題を落としていないか?
もし、いつもより難しいレベルのテストで、普段では考えられないミスで10点以上落とすようなことがあったら、テストの受け方に問題ありと疑った方がいいです。難しい問題がテストに紛れていると、できる問題を落とす子がいます。これは実力に問題があるわけでなく、テクニック不足によるものです。
このテクニックは、自然にマスターしている連中がいることも事実です。受験するもっと前から自分で身に着けている連中がいます。彼らにとっては自然なことなので、テクニックだということも気づいていません。残念ながら塾の先生だって知らないでしょうから。
「テストはこうやって受けること!」なんて、こと細かく教えてもらったことありますか?なければ、知らない証拠です。テクニックがある子は、
- 時間配分
- 問題の順番
などをテスト中、冷静に判断してやりくりしています。テスト中、深呼吸をしながら問題を見渡している連中がいます。彼らは、自分の精神状態をもコントロールしていますから。
問題は、できない子です。難しい問題がでれば、「ヤベー!」って動揺してしまう。側で見ていると「ちゃんと息してるか?」と心配になるぐらい焦って目の前の問題だけを見ています。素直ないい子なんですよ、純なね。
その子たちが冷静に自分の戦いをするためには、訓練が必要です。親カツ講座で紹介している「入試実践テクニック」を例にいえば、時間配分だって、目視だけでなく、記入させておく。問題を見渡して、「これどうする?」と普段から声に出して自分に問いかけることを習慣づけておく。余白の使い方も決めて、見直しが最短でできるようにしておく。
親技の入試テクニックは、まだまだあります。セコイやつもね(笑)。受験までにマスターできればOKだし、受験が終わっても使えるテクニックなのでやって無駄にはなりません。上の子にマスターさせて、下の子にも伝授すれば何度でもおいしいわけですから!
◆ 親カツ講座「入試実践テクニック」
※中学受験は今月末で販売終了です。
別に、親技じゃなくてもいい、テストを家でやってみて側で見る。そして、こうしたらどう?、ああしたらどう?と親子で話し合って作戦立てて臨むだけでも結果は違ってくるでしょう。
すぐにできないなら、家で練習してできるようにする。家でのやり方をそのまま、試験会場でもできるようにしておく。問題をどう解いたかではなく、最後は自分の戦い方ができたかどうかだから!
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◆ 公開テスト対策講座
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