“5人”でTOKIO再結成へ、長瀬智也の秘めたる決意。「裏方になる」はずがインスタ開設の裏事情、ジャニーズとの密かな確執とは

2021.04.14
by tututu
 

長瀬智也からあふれ出る“TOKIO愛”

もともと長瀬はTOKIOの正式メンバーではなかった。グループ結成当初は小島啓というボーカルがいて、長瀬はサポートメンバーにしか過ぎない存在だった。

しかし、CDデビューを目前に控えた時期に小島が突然TOKIOを脱退してジャニーズ事務所からも退所。そこで、ジャニーズJr.の中で頭角を現していた長瀬が正式なメンバーに昇格しデビューしたのだ。

そのような経緯で遅れて加入した長瀬だが、TOKIO愛は誰よりも強い。

「長瀬さんの中でTOKIOはあくまでも“バンド”でありアイドルではありません。イコール音楽活動ができなければTOKIOではないのです。しかし、元メンバーの山口達也さんが不祥事を起こしたことで叶わなくなり、それがきっかけで長瀬さんが退所することを考え始めたといわれています」(前出・芸能記者)

実は山口がTOKIOから離れた際、サポートメンバーを加えて音楽活動を続けるという案も出ていた。しかし、長瀬は「山口が出すベースの音でないとTOKIOじゃない」と拒否。それだけバンドとしての“5人のTOKIO”を愛していたのだ。

長瀬の最後の出演となった3月28日の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の中で、メンバー4人をかたどった切り絵をかざすと、なぜか“5人”が並んでいるように見えるという演出がされた。

不思議がるメンバーたちに向けて、長瀬は「いいじゃん、どうせ5人なんだから」と言い放ったが、この一言が長瀬のTOKIOに対する熱い思いを表している。

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株式会社TOKIOが描く“青写真”とは?

長瀬が3月31日をもってジャニーズ事務所を退所したことで、3人体制となったTOKIOが4月1日から「株式会社TOKIO」を始動させた。

事業コンセプトは「なんでもつくろう!」としていて、「全国の皆さまへモノづくりを発信」「タッグを組んでつくる」「関わる皆さまとつくる」を掲げている。

もちろん、スタートからしばらくは3人の芸能活動がメインとなるが、少しずつ会社として事業を広げていく予定になっている。

だが、株式会社TOKIOの設立はこうしたことだけが目的ではない。

「メンバーたちが描いている青写真があります。それはまずジャニーズのグループ会社というバックボーンの中で経験を積んでいき、信頼を得ていくこと。そして、芸能だけにとどまらない仕事の目途をつけることです」(前出・芸能記者)

世間的に見れば、株式会社TOKIOはスタートアップ企業。後ろ盾となる大きな会社があれば安心だ。

「会社としてある程度の道筋ができたら、ジャニーズから完全に離れるつもりのようです。そのタイミングは滝沢秀明副社長がジャニーズ本体の“社長”になる時だとされています」(前出・芸能記者)

現在、ジャニーズ事務所の社長は故ジャニー喜多川氏の姪に当たる藤島ジュリー景子氏がついているが、いずれは所属タレントの誰かに社長を引き継がせる方針だといわれている。もちろん、その第一候補は近藤真彦でも東山紀之でもなく、滝沢秀明氏である。

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「そして、TOKIOから一旦は離れた長瀬さんと山口さんを戻そうというのが真の狙いだといいます。結局はどうやったら元の5人のTOKIOに戻れるかということです。それだけメンバーたちのTOKIO愛は強いということじゃないでしょうか」(前出・芸能記者)

長瀬がやりたいのは「TOKIO5人での音楽」。その目標に向かうため、長瀬は自分なりの行動を取り始めたようだ。

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