学校に行きたくない子の本音が「辛い」か「怠惰」かを見分ける方法

 

私としては「あれは全部演技だったの?あんなにもっともらしく嘘をつくわけ?親を騙していたんだ!」とショックでしたが、パピーさんの「ちょっとしたいたずらと同じです」「子供は試してみたかっただけ。あまり叱らないで」の言葉でなんとか平静を保ち、でも時間がたつうちにそれも忘れていました。

そして前回のメルマガを読んで、あの時の事を思い出して「〇〇も4年生の時に、学校に行きたくないと言って休んだ事が有ったよね」と言いましたら、ニヤニヤして「ん~、そうだね。『休めるかも?』とやってみたら本当に休めちゃった。でも休みながら、このままじゃまずいよな~とは思ってたんだよ」と言いました。

嘘を言って休みながらも、自分がズルをしているという実感があって、ちゃんと善悪は分かっていたんだとちょっと安心はしましたが、それでも私がずっと対処を間違え、ゲームを許していたら、どうなっていただろう?と考えるととても怖いな、と思いました。

ネットや本の情報を信じて、よく確かめもせず判断をしていた自分に反省です。

そうそう。あの時は、何度かメールのやり取りをして「ゲームとユーチューブのやり放題は良くないですよ」というお話をしたのでした。

息子さんも「『休めるかも?』とやってみたら本当に休めちゃった」とあったように、ほんのいたずら心で言ってみただけだったんですね。ただゲームもユーチューブも、知らない間に時間が過ぎてしまうので、本人が「これまずいよな」と思う時間さえ奪ってしまい、ずるずると長引くんですね。

又、「学校に行きたくない」と子供が言いだした時、多くの方が「辛い事が有るんだろう」と、先走ってしまうのですが、簡単に結論付けない事。これもとても大事です。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 石神明生 【発行周期】 毎週日曜

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