東京五輪の「無観客開催」を海外メディアはどう報道しているのか

 

「最悪のオリンピックだった」と言われないために

関連して心配があります。

こういった政治的な情報発信のルールが周知されると、かえって発信したくなるものです。まして今回の選手はSNSをする時間も十分にあるでしょう。

現在、日本では安全・安心を第一義としていますが、過度な事なかれ主義で選手の行動を制限するとSNSで世界中に「東京オリンピックの運営は最悪だ」と発信されかねません。

一般日本人に許されているのにもかかわらず、選手に許されてない行為があったりしたら当然に怒るでしょう。

各国からの選手は、オリンピック後、自国で日本での経験を何度もインタビューされるでしょう。つまり日本にとっては友好大使のような存在なのです。

日本の安全も大事ですが、一生をかけて頑張ってきたオリンピック選手が「楽しい経験であった。日本のファンになった」と感じてもらうのも非常に大事だと考えます。

(メルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』 7月11日号より一部抜粋)

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大澤 裕この著者の記事一覧

・株式会社ピンポイント・マーケティング・ジャパン 代表取締役社長  ・情報経営イノーベーション専門職大学 客員教授 ・法政大学大学院イノーベーションマネジメント研究科 兼任講師 慶應義塾大学を卒業後、米国バンカーストラスト銀行にて日本企業の海外進出支援業務に従事。カーネギー・メロン大学でMBAを取得後、家業の建築資材会社の販売網を構築するべくアメリカに子会社を設立。2000年、ピンポイント・マーケティング・ジャパンを設立。海外のエージェントとディストリビューターを使った販路網構築・動機づけの専門家として活動を行っている。2015年「中小企業が『海外で製品を売りたい』と思ったら最初に読む本」を、2017年「海外出張/カタログ・ウェブサイト/展示会で 売れる英語」をダイヤモンド社から上梓。

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