「最悪のオリンピックだった」と言われないために
関連して心配があります。
こういった政治的な情報発信のルールが周知されると、かえって発信したくなるものです。まして今回の選手はSNSをする時間も十分にあるでしょう。
現在、日本では安全・安心を第一義としていますが、過度な事なかれ主義で選手の行動を制限するとSNSで世界中に「東京オリンピックの運営は最悪だ」と発信されかねません。
一般日本人に許されているのにもかかわらず、選手に許されてない行為があったりしたら当然に怒るでしょう。
各国からの選手は、オリンピック後、自国で日本での経験を何度もインタビューされるでしょう。つまり日本にとっては友好大使のような存在なのです。
日本の安全も大事ですが、一生をかけて頑張ってきたオリンピック選手が「楽しい経験であった。日本のファンになった」と感じてもらうのも非常に大事だと考えます。
(メルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』 7月11日号より一部抜粋)
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