3月9日は「ミクの日」ということで、初音ミクを祝おうとするファンたちがSNSで異様な盛り上がりを見せている。興味のない人にとってはあまりピンとこない話かもしれないが、毎年3月9日には初音ミクファンがイラストやコスプレ画像を投稿し、SNSは初音ミクの髪色である青緑色に染まる。まさに“初音ミク祭り”となっている。
初音ミクの偉大な功績を称える「ミクの日」
そもそも3月9日がいつからミクの日になったのか?
おわかりの通り、ミクの日とは「39(ミク)」の単なる語呂合わせ。初音ミクファンが自発的に命名したとされる記念日で、いつ誰が言い出したのかは不明。
しかし、今ではすっかり3月9日はミクの日と認識され、2010年3月9日にはセガが主催となり、初音ミク初のソロコンサートが開催された。
そこから正式に記念日化され、pixivやTwitter、Instagramなどにミクのイラストが多数描かれることになっていったという流れだ。
ちなみに初音ミクの正式な発売日は2007年8月31日で、ミクの誕生日ということで、毎年イベントが開催されている。
今日はみんなでミクの日しましょ!
#ミクの日2022 pic.twitter.com/j8IkCBetwo
— はじさん (@poipoi_mg) March 8, 2022
今年もこの日が来ましたねー.。゚+.(・∀・)゚+.゚
ミクの日だー!!
色んな方のミクちゃんが見られるー!!絵師にとってはお祭りじゃァァァワァ───ヽ(*゚∀゚*)ノ───イ
良ければ いいね& RT して頂けると励みになります#ミクの日 #ミクの日2022 #初音ミク pic.twitter.com/IsXvrtd1ar
— アルパ閣下 (@AlpakakkaX2) March 8, 2022
初音ミクはクリプトン・フューチャー・メディアから発売されている音楽合成・DTM(デスクトップミュージック)用の音源であり、キャラクター。
発売当初はそのイラストのパッケージから18禁ソフトと誤解されることもあったが、YouTubeやニコニコ動画への楽曲が公開されるとたちまち人気が沸騰した。
初音ミクで楽曲製作するクリエーターはボカロPと呼ばれ、米津玄師や「YOASOBI」のAYASEなど枚挙にいとまがない。今や初音ミクで元歌を作る方が音楽業界の主流と言っていい。
またや、初音ミクの曲を「歌ってみた」で歌う人は「歌い手」と呼ばれ、「うっせぇわ」で知られるAdoや昨年紅白に出場したまふまふなど、歌い手からメジャーデビューするケースも増えている。
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ミクの日にちなんでネット上ではイベントが開催
3月9日に夜8時からは「プロジェクトセカイ ミクの日&もうすぐ1.5周年生放送」がYouTube Live やTwitter Live 生配信される。
これは株式会社セガがリリースしている初音ミクも登場するスマホアプリ『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』1.5周年とミクの日を絡めた生放送。
Twitterでは「#ミクとの出会い」「#ミクの思い出の曲」など時間ごとに区切られたテーマに絡めたツイートをすると、Twitterトレンド順位に応じて無料ガチャチケットをもらえる仕組みとなっている。
3月9日は #ミクの日
ミクの日記念イラストはメレ(@mele_ck)さんに担当いただきました✨
本日20時からは「ミクの日&もうすぐ1.5周年生放送」✨お楽しみに
YouTube Live:https://t.co/6G0W2IbICx
ニコ生:https://t.co/cAEhgiuXbB
TwitterLive:@pj_sekai#初音ミク #プロセカ pic.twitter.com/ABjaGYm7yU— プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク【プロセカ】 (@pj_sekai) March 8, 2022
初音ミクが誕生してから今年の8月で15年。人間でいえば中学3年生にあたるが、一時のブームではなく、もはや当たり前の存在となっている。
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ファンだけではなく誰もが知る存在となった初音ミク。これからも毎年3月9日が盛り上がり続けていくことは間違いなさそうだ。