光熱費に食料品、紙類から外食チェーンの定番メニューまで、4月になって多くのモノが値上がりし、今後もこの傾向は続くようです。こうなると心配なのは家計のこと。自衛のために何かできることはあるのでしょうか。今回のメルマガ『豊福公平の夢を叶えるハート&マネー』で、外資系生命保険出身の元ライフプランナー・豊福公平さんは、心配しすぎにより浪費を招くことがあると指摘。冷静になるためにやるべきことが1つあると伝えています。
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4月から物価が値上がり。備えるべきは「日用品」ではなくお金への考え方
4月から生活雑貨の一部が値上がりします。それによってこれまで以上にお金のことを心配する人が出てくるでしょう。そんなときだからこそ1つ考えてほしいのが、今本当にお金が足りていないのか、ということです。
「物価が上がる」ときくと、多くの人は心配に思うでしょう。しかし、お金を扱う専門家としてこれまで多くの人のお金の使い方を見てきた私としては、正直、それほど心配することはないだろうと思います。
多くの人が必要以上に心配し、それによって自ら行動に制限をかけて、それによってストレスがたまり、発散するために散財してしまう、という悪循環に陥っています。
そうならないためにも、いまやることは1つ。今、自分が持っているお金や証券、不動産などすべてのものを書きだしてみることです。どこの銀行口座にお金がいくらあるのか、毎月の生活費はいくらかかっているのか。4月以降の値上げによってどれだけ影響を受けそうなのか。
計算してみればわかると思いますが、実際はそれほど変わらないでしょう。たとえば5000円から1万円ほど増えたとしても、その分外食や飲み会に行く回数を1回か2回減らすなどすれば問題ないのではないでしょうか。
値上げに対して、適度に節約することは必要かもしれませんが、必要以上に怖がることはないというのが私の考えです。
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