叱るのにも理由が必要で、子どもたちに響くものでないといけない。相手が意味もなく感情的になっているなと感じると、心を閉ざし、反抗心に火がつく。
褒められれば気分が良いかといえば、○○○○から拒絶してしまう。実に、難しいです。
「叱る」とは、○○○○をくすぐる内容を冷静に指摘すること。「褒める」とは、自分を評価してくれたと思える内容にすること。本当に難しく、心理戦です。
ちなみに、○○○○は何だかわかりますか?正解な方は、子どものことをよくわかっています。不正解な方は、まだまだ勉強不足です。○○○○の答えは、
「プライド」
です。子どもたちのプライドを理解することです。
少しでも良くなりたいという気持ちがある子は、ターボエンジンを隠しています。プライドをくすぐる叱り方をすると、子どもたちのエンジンがターボエンジンに代わり、火がつきます。目の前で見たことがない人には想像できないかもしれませんが、目に火が映るほど急加速で伸びていきます(◎_◎)
あとは、褒めるが先か、叱るが先かの問題。親技では、「叱る」よりも「褒める」を先行することを勧めております。上手く褒めることができれば、 勉強をする原動力である「やる気」につながります。上手く叱ることができれば、 永続的に成績を上げるための「その気」につながります。
プライドをくすぐる叱り方ができれば、その気になる。
経験した方でないと理解できないと思いますが、「自分はこれぐらいできないといけない」とレベルを高く設定できたときに、その気になった姿を見ることができます。まさに、勇姿ですから(^_^)
褒めることがないのですが?という質問は、愚問です。褒めることを見つけるのではなく、褒めることをつくればいいのですから!
(※ 『成績がイイ子の親だけが知っている!新「勉強の常識」』2022年4月4日号より一部抜粋)
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