勉強しなきゃいけない受験生。GW中はどれくらいなら遊んで良いのか?

 

普段は逆ですよね。受験生なんかですと、夏休みだと1日10時間勉強する日々を送ります。最初はきつくても徐々に慣れてきて、10時間ぐらいなら集中して勉強できるようになります。勉強することに、体が慣れちゃうわけです。ちなみに、親技では「勉強の体力がつく」と言います。

とはいうものの、お出かけの日も普段通りの勉強をするのはさすがに難しいでしょう。

目安ですが、普段の勉強時間の「1/3」ぐらいは頑張って欲しいかな。

注意して欲しいのは、「思考系」の勉強よりも「作業系」の勉強を優先すること。思考系とは文章問題などの頭を使う勉強のこと。時間も限られているので、じっくり考えることが必要な勉強は向きません。せっかくの良い調子が崩れるのも心配ですし。

だから、作業系である、暗記、計算、基本問題といった手を動かす勉強がお勧めです。同じ時間なら作業系の勉強の方が量をこなすことができます。

そして、勉強するのは「遊ぶ前」にしましょう。

「出かけるまでに全部、勉強を終わらせるぞ~」

となると、いつもよりも集中して頑張れたりもするものです。やることをやって、後は思い切り楽しむ!

「お遊びナシ」の方も「遊ぶぞ~!」の方もどうか有意義なGWを過ごしてくださいね。

(※ 『成績がイイ子の親だけが知っている!新「勉強の常識」』2022年4月25日号より一部抜粋)

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ストロング宮迫:本名・宮迫昭輔。1967年生まれ。これまで中学受験、高校受験、大学受験の指導を1000人以上の子供たちに行い、集団授業、個別指導、家庭教師の授業形態を経験する。その過程において、親が勉強を教えることなく、子供の頑張りはそのままで成績を上げる「親技」を構想。2003年、タイガー山中と成績向上委員会を立ち上げる。インターネット上で塾任せ、子供任せにしない勉強スタイルを提案している

 

タイガー山中:本名・山中良仁。1967年生まれ。これまで中学受験、高校受験、大学受験の指導を1000人以上の子供たちに行い、集団授業、個別指導、家庭教師の授業形態を経験する。その過程において、親が勉強を教えることなく、子供の頑張りはそのままで成績を上げる「親技」を構想。2003年、ストロング宮迫と成績向上委員会を立ち上げる。インターネット上で塾任せ、子供任せにしない勉強スタイルを提案している

 

 

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