翌々日の記者会見、会場は六本木の東京ミッドタウン。記者は全員、抗原検査を受けます。
この2年半、あらゆるところでPCR関連検査を何度も受けましたが、この時ほど陰性を願いつつ検査薬をガン見した時はありませんでした。陽性であれば、当然即退出です。
陰性の結果判明直後は、他の記者たちとの「良い席争奪戦」が始まるとおもいきや、ここは日本。ニューヨークの記者たちのような好戦的な人種は皆無。
みなさん列に沿って、きっちり順番どうりに移動するので余計なストレスがない。日本って平和でいいな、って改めて思います。最前列の中央席をゲット。
トムとプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが入場した瞬間、やはり会場の空気が変わりました。ここまでわかりやすいスーパースターはいない。オーラの凄さが逆に玄人肌の賞レースを遠ざけているのではないかなと思うほど。
あくまで個人的な意見ですが、スマートフォンが発明されて以来、本物のムービースターは誕生しなくなるのではないかと思っています。
そう考えると、最後のわかりやすいハリウッド・スーパースターなのかもしれません。
記者会見での印象に残った言葉だけ、抜粋します。
(メルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』2022年5月27日号より一部抜粋。続きはご登録の上、お楽しみください。初月無料です)
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