被害保護者に脅迫まで。常に罵声を飛ばす学年主任
■学年主任に対して
いじめについて初めて面談した時、「娘の前にもターゲットがいた。文句言わない・口数が少ない・反抗して来ないっていう子をターゲットにして、彼女たちは欲求を発散しているのではないか?」と言いました。いじめ防止法から言えば、娘の前のターゲットの子の時にいじめをやめさせ指導しなければいけなかったのではないですか?
【本人には話を聞く。親が相談していることは言わない。友達にも話を聞く。これも友達に話を聞くことは本人には言わない】と約束をしました。
どうして保護者の要望で本人から話しが聞けなかったことになっていたのでしょうか?実際、担任が本人に話しを聞いていますよね?
記録を取ることはいじめ防止法にも記載されています。なぜ記録がほぼないのですか?
両親の信頼できる子の名前を教えてほしいと言われて2人の名前をあげました。なぜ違う子に聞き取りをしたのですか?
「自分は顧問ではないので」と言っていましたが、加害者は全員あなたが主任をしている学年の子ども達です。この学年だけ不登校の生徒が10人もいたことに、違和感はありませんでしたか?
「人間関係 親が出て行ってもそう変わらないし、表立ったホントのいじめではない」と言いましたが、集団での無視は立派ないじめです。ホントのいじめとは何ですか?
「具体的に改善をはかるとなると、相当激震になる可能性は高い。保護者やコーチも巻き込んだり、本人たちにも指導しないといけないってなった時に、娘さんの立場がどうなんだろうな?」というのは、一般社会では脅迫と言います。
「ちゃんと話し合いの場を持って、お母さんも当然立ち会って。だけど、子どもがみんなの前で言えるかって言ったら、たぶん言えないと思う」と言っていましたが、保護者会とは被害者の子どもが加害者やその保護者を前にして、被害を訴えることを言うのですか?
なぜこのやりとりが、【保護会の開催を促したが、保護者が返答しなかった】に変換されるのか意味がわかりません。
校長と顧問だけが出席するはずだった保護者会に現れ、経緯説明をしたのはなぜですか?そこで事実を捻じ曲げてはいないですか?
先生は部活に熱心で、自分が顧問をする部活ではガイドラインを無視して活動したり、練習でも試合でも常に罵声を飛ばしていました。私にも「部活では力量がある者が威張るのは当たり前だ」と言っていましたが、それは違うと思います。
県の救済措置「長期欠席生徒選抜」も伝えてくれぬ教師たち
■学年の先生たちに対して
娘のいじめに対する学校の対応は、これで良かったと皆さん思っていたのでしょうか?加害者たちを指導しないことについて、おかしいと思う先生はいなかったのですか?
校長から、娘が家庭学習した物はなるべく教科担任から直接返却し、その時に学習支援すると提案されていましたが、それは先生たちに共有されていましたか?どの教科も担任から渡され、学習支援もありませんでした。
定期テストでは、ノートに書いた所から出題とか、プリントから出題などとありましたが、答えの書いていないプリントを渡されるだけの娘には辛いものでした。
先生たちは、1日も登校できていないのに、教室の後ろに掲示する自己紹介、俳句、書初めなど、他の生徒と同じように提出していた娘のことをどう思っていたのか、教えていただきたいです。娘はずっと学校に行きたかった。
「中3の2学期から教室登校できないと公立高校の受験は無理だ」と言われていましたが、先生方は静岡県の【長期欠席生徒選抜】をご存知なかったのでしょうか?せっかく救済措置があるのに、それを使えなかったことはとても残念です。
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