自爆増税をしないことが必須条件
ただ、日本の総理は、好景気になりかけるとそれをぶち壊す行動をとりがちです。
なんでしょうか?
そう、【 増税 】です。
バブルが崩壊したのは1990年。その後、経済成長率は、どんどん下がっていきました。90年4.89%、91年3.42%、92年0.85%、93年-0.52%。バブル崩壊の影響がはっきり見えます。
しかし、93年を底に、日本経済は復活しはじめていました。
93年-0.52%、94年0.88%、95年2.63%、96年3.13%。
どうですか?どう見ても、「日本経済復活軌道だよな」と思えるでしょう。しかし…。
96年3.13%、97年0.98%、98年-1.27%、99年-0.33%
復活軌道だった日本経済が、また沈んでしまいました。何が起こったのでしょうか?
そう、1997年に消費税率が3%から5%に引き上げられた。これが「暗黒の10年」の原因だったのです。
そして2013年、日本経済は「アベノミクス」への期待に満ちていました。この年は、2.01%の成長を果たし、株も爆上げしていたのです。しかし、翌2014年は0.3%の成長で、がっかりでした。何が起こったのでしょうか?
そう消費税率が5%から8%に引き上げられたのです。
というわけで、日本の総理大臣は「景気がよくなりつつあるときに、増税してぶっ潰す」ことを繰り返しています。
今、「賃上げトレンド」が形成されつつあり、日本経済は「好景気スパイラル」に入る可能性が高まっています。
一方、岸田さんは、橋本総理、安倍総理と同じ過ちをして、日本を【 暗黒の40年 】に突入させる可能性もあります。
そう岸田さんは、「防衛増税」「異次元の少子化対策増税」「消費税率引き上げ」などをして、日本経済をぶち壊すかもしれない。
というわけで、「岸田内閣が安倍内閣並の長期政権になる唯一の条件とは」は、【 増税をしないこと 】。
これだけです。
皆さん、自分のために、日本のために、岸田さんにこの事実を教えてあげてください。「賃上げトレンドが形成されつつあるので、増税さえしなければ、安倍内閣に匹敵する長期政権になれる可能性がありますよ。絶対に増税しないでください!」と。
官邸には、以下のページからメールできます。日本は民主主義国家。どんどんメールしましょう!
(無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』
image by: 岸田文雄 - Home | Facebook