結婚とは「勢い」でするものかもしれない
「無責任」って言われそうだけど、結婚とは「勢い」でするものでは、と思うのです。
20代は社会に出たばかり。そこで結婚するとは、社会に出てまだ数年の、何もわかっていないうちに結婚するに近いです。相手にお金がなくても「まあいっか」と思い切るわけです。
私は25歳のときに29歳の相手と結婚しましたが、「まー失敗したら別れるか……」くらいの軽い気持ちでした。
30代になると、理想が上がっていきます。
言葉は悪いですが、アホだから結婚できるわけで、慎重に相手を「選ぼう」とすればするほど、難しくなっていくんじゃないかなぁ。
「親友」をスペックで選ぶのはものすごく難しいと思うのですよね。
もう1つ、できるとしたら、欧米のように、いっそのこと結婚せずとも子どもを育てられるシステムにしてしまうことです。日本は特に婚外子が少ないと言われています。
一方で、中絶件数は14万件もあるので、この数を出生につなげたら良いのではという意見もあります。
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2013年に自民党の野田聖子総務会長(当時)が、「年間20万人が妊娠中絶しているとされるが、少子化対策をやるのであればそこからやっていかないと。参院選後に党内の人口減少社会対策特別委員会で検討してもらうつもりだ。堕胎を禁止するだけじゃなくて、禁止する代わりに例えば養子縁組(をあっせんするため)の法律をつくって、生まれた子供を社会で育てていける環境整備をしなきゃいけない」と発言し、物議をかもした。
これが炎上したところに問題の難しさが見えます。
婚外子が差別されないようし、育てる環境ができ、「世間」がうるさくなくなれば、多少は、シングルマザーで生む人が増えると思います。
ただし、中絶禁止し、子供だけを増やした結果、浮浪児が増えてしまったルーマニアの例も検討した方がいいです。子どもは一旦産んだらそれで終わり、ではないので。
しかし、子育てを奥さんに丸投げしてきた人同士で議論しても、結論は出ないように思います。
「異次元の」と言うからには、それくらい思い切った思考の切り替えも必要なのでは。
みなさんは、どう思いますか?
※ 本記事は有料メルマガ『東南アジアここだけのお話【まぐまぐ版】』2023年4月20日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。
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