リアルで面白い。トップ営業マンがトークにかならず入れ込むこと

 

さらに工夫しているトップ営業スタッフは「以前ご契約頂いた弁護士のお客様が“これは使いにくい”と言っていましてね」といった伝え方をする。

“お客様”→“弁護士”と言い方を変えただけで「すごい人から選ばれているんだな。きっとできる人に違いない」といったイメージを与えられる。こうして自分の価値を上げている。

今までのトークについてまとめてみる。

  • レベル0:「この商品は使いにくいところもあります」
  • レベル1:「お客様が“これは使いにくい”と言っていました」
  • レベル2:「ご契約頂いたお客様が“これは使いにくい”と言っていました」
  • レベル3:「以前ご契約頂いた弁護士のお客様が“これは使いにくい”といっていました」

たった1つのトークだけでこれだけレベルアップできる。こういった1つ1つの工夫が大切なのだ。

“トークに会話を入れる”といったことは自分をティーアップすることにも活用できる。

ティーアップとは基本的に他人から「この方はこんなにスゴイ人なんですよ」と紹介してもらうこと。

お客様との商談時に、上司に同席してもらい「〇〇くんは非常に優秀でお客様からも信頼されています」と言ってもらう方法もある。

しかし、なかなか簡単ではない。そもそも上司もそんなに暇ではないし。

仮にやってもらったとしても「なんか芝居がかっていて胡散臭い」と思われてしまうこともある。これでは逆効果だ。

だからと言って「私はこんなに凄いんですよ」と自画自賛してもお客様信じない。

信じないどころか「この人はちょっとおかしい」と思われてしまう。

そんな時は――(メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】2023年9月29日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ

初月無料で読む

image by: Shutterstock,com

菊原智明この著者の記事一覧

群馬県高崎市生まれ。工学部機械科卒業後トヨタホームに入社し、営業の世界へ。 自分に合う営業方法が見つからず7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。 お客様へのアプローチを訪問から「営業レター」に変えることをきっかけに4年連続トップの営業マンに。 2006年に独立。営業サポート・コンサルティング株式会社を設立。 現在、上場企業への定期研修、講演、コンサルティング業務、経営者や営業マン向けのセミナーを行っている。 個人の営業マン向けとして【営業通信講座】や個人コンサルティングも実施。 2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を教えている。 また(社)営業人材教育協会の理事として営業を教えられる講師の育成も取り組む。 2019年までに56冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】 』

【著者】 菊原智明 【月額】 ¥770/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 金曜日 発行予定

print
いま読まれてます

  • リアルで面白い。トップ営業マンがトークにかならず入れ込むこと
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け