仲野太賀の大河ドラマ主演に、父・中野英雄は何を想う?チョロ役から32年、記者の脳裏に蘇る役者魂と「哀川翔からの突然の電話」

2024.03.18
 

中野英雄と哀川翔は何を話していたか

普通仕事中は携帯をオフかマナーモードにするもので、操作を忘れたとしても出ないか、どうしても出なければいけない場合でも「今、仕事中だから後でかけ直す」のがルールでしょう。

ところがこの時の彼は――
「今さ、事務所に週刊誌の記者さんとカメラマンが来て取材中なンすよ」
「北野さんのアウトレイジビヨンドのことで…」
と世間話をし始めたのです。

これには私も口をポカ~ンと開けて、彼が電話を切るのを、カメラマンとともに待つしかありませんでした。

でも、だからといって私には嫌な印象は全く残っていません

性格は体育会系で、人当たりも物凄く良い好人物、取材中の哀川翔との長電話を許してしまうキャラクターだったのです。

『女性セブン』の「父親が知人に口を滑らせてしまう…」うんぬんの仲野太賀のコメントで、真っ先に私の頭の中に哀川翔の顔が浮かんだのは言うまでもないでしょう。

現在はフリーランスで役者の仕事をしながら、アパレルブランドのプロデューサーでもある父・中野。

「楽しみで楽しみでなりません」というインスタグラムの投稿に、大河ドラマでの親子共演を期待しているのは私だけではないでしょう。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by: Dick Thomas Johnson from Tokyo, Japan, CC BY 2.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

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