すべてアベノミクスのせい。円安で日本を屈辱的なバーゲンセール国家にした安倍政権の大罪

 

海外旅行は一生に一度という1ドル360円時代への逆戻りで円安地獄が続く!アベノミクスの犯罪的大失敗がもたらした日本のこれからの大災厄!

新聞やテレビのニュースによれば「市場では政府・日銀によるドル売り・円買い介入に警戒感が高まっている」などとコメントが付されていますが、むしろ、日米金利差による円安は、今回の155円突破からの3日で3円もの急降下という大番狂わせで、かえって弾みがついて、円安をさらに押し進めることも予想されるでしょう。

つまり、このへんで、たとえ円買い介入しても、市場の趨勢はさらなる円安方向へと傾いているため、当局も介入など「無意味・無駄」ということが自明であり、もはや打つ手ナシの状況なのです。

「もしトラ」や「ほぼトラ」で去就が注目される米国トランプ前大統領が「ドル高はアメリカの製造業にとって大惨事だ」とSNSに投稿したほどに、米国の金利低下は遠のくばかりです。

日本の国力の衰えや、日銀の信認の揺らぎも加味すれば、これから円は、「1ドル=200円」台に向かって突きすすみ、200円台を突破すれば、今度は「1ドル=250円」台に、そしてさらには「1ドル=300円」台から、ついには「1ドル=360円」台へと、かつての固定相場時代のドル円レート水準へとダダ下がりしてもおかしくない状況を迎えているのです。

「まさか、そこまで円が安くはならないだろう…それは冗談だろう」とお思いの方が多いことでしょう。

しかし、実際問題、BIS(国際決済銀行)の実質実効為替レート(2010年=100の基準)においては、すでに2024年1月時点で、円レートは60を切っており、この水準は円が変動相場制に移行(1973年2月)する以前のニクソンショック(1971年7月)まで続いた固定レート制「1ドル=360円」時代と同水準になっているのであり、別段根拠のない話ではないからです。

何でこんな悲惨なことになっているのか。

むろん、10年間も続けた、忌まわしい天下の大愚策「アベノミクス」の大失敗の災厄に他ならないからです。

この記事の著者・神樹兵輔さんを応援しよう

メルマガ購読で活動を支援する

print
いま読まれてます

  • すべてアベノミクスのせい。円安で日本を屈辱的なバーゲンセール国家にした安倍政権の大罪
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け