すべてアベノミクスのせい。円安で日本を屈辱的なバーゲンセール国家にした安倍政権の大罪

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4月末には一時1ドル160円台をつけるなど、止まらない円安の流れ。上がらぬ賃金と相まって国民生活は苦しくなる一方ですが、このような状況はもはや日本の宿痾となってしまうのでしょうか。今回のメルマガ『神樹兵輔の衰退ニッポンの暗黒地図──政治・経済・社会・マネー・投資の闇をえぐる!』では投資コンサルタント&マネーアナリストの神樹さんが、アベノミクスこそが現在の惨状を招いた「真犯人」としてその理由を詳細に解説。さらに国家再生のために打つべき手を考察しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:海外旅行は一生に一度という1ドル360円時代に逆戻りで円安地獄は続く!アベノミクスの犯罪的大失敗がもたらした日本のこれからの大災厄

大バカなアベノミクスの大罪。世襲3代目のひ弱なボンボンに破壊された日本

海外旅行は一生に一度という1ドル360円時代に逆戻りで円安地獄は続く!アベノミクスの犯罪的大失敗がもたらした日本のこれからの大災厄

みなさま、こんにちは!

「衰退ニッポンの暗黒地図」をお届けするマネーアナリストの神樹兵輔(かみき・へいすけ)です。

さて今回は、「海外旅行は一生に一度という1ドル360円時代への逆戻りで円安地獄が続く!アベノミクスの犯罪的大失敗がもたらした日本のこれからの大災厄!」というテーマでえぐっていきたいと思います。

4月24日(水)には、ドル円相場が一時「1ドル=155円」台を突破したという、円下落のニュースがありました。

1990年6月以来34年ぶりの円安水準だそうです。

そして翌々日の26日(金)には、今度は一時「1ドル=156円」台をつけ、27日(土)には、「1ドル158円」台まで記録しているのです。わずか3日で、3円にも及ぶ急降下でした。

どうやら円の下落には、もはや歯止めが利かない状況です。

おそらく今月中には、「1ドル=160円」台ということにもなるのでしょう。

世界の地政学、政治・経済の悲観的シナリオを読み込ませたAIの予想では、2024年12月には「1ドル=230円」という推測値までが示されている状況です。こうなると、もはや、その次は250円台、300円台が見込まれます。

それもそのはず、米国長期金利(10年物国債金利)は、昨年10月に一時期5%台を突破する勢いで、現在も4%台後半で推移するのに対し、日本の長期金利は1%にも届かずに0.8%程度で推移しているからです。

単純比較すれば、日米では、3%台から4%近くまでの金利差が開いているのです(短期金利では5%以上の金利差)。

日本円を売り、米国ドルでの運用が有利であるのは一目瞭然なのです。

なにしろ、日銀・植田和男総裁の発言には、「日銀はなーんも出来ましぇんよー!」と言っているに等しい、虚しい響きを感じるのが、世間一般の受けとめ方だからです。

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