読み手が抱くワクワク感。なぜ文筆家は個人サイトの情報発信は“ランダム”の方がいいと考えるか

 

■さいごに

日に日に私たちは「個人的なメディア」を失い続けています。系統立てられて役立つ情報源か、プラットフォームの一部として振る舞うメディアの二択に追いやられているのです。

だからこそ、アナログノートなどを使い、そこでランダムなものを受け止めていこうという機運も高まっているのでしょう。それもよい選択だとは思います。

しかし、インターネットでも個人のランダムさを受け止めてくれるものを捨て去る必要はないでしょう。

実際、2024年頃から少しずつ「個人サイト・静的サイトを取り戻そう」という声も聞こえるようになってきました。素晴らしいことだと思います。

今一度、この現代において私たちが個人としてインターネットに何を書くのか。それはなぜなのかを考え直してみたいところです。

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1980年生まれ。関西在住。ブロガー&文筆業。コンビニアドバイザー。2010年8月『Evernote「超」仕事術』執筆。2011年2月『Evernote「超」知的生産術』執筆。2011年5月『Facebook×Twitterで実践するセルフブランディング』執筆。2011年9月『クラウド時代のハイブリッド手帳術』執筆。2012年3月『シゴタノ!手帳術』執筆。2012年6月『Evernoteとアナログノートによる ハイブリッド発想術』執筆。2013年3月『ソーシャル時代のハイブリッド読書術』執筆。2013年12月『KDPではじめる セルフパブリッシング』執筆。2014年4月『BizArts』執筆。2014年5月『アリスの物語』執筆。2016年2月『ズボラな僕がEvernoteで情報の片付け達人になった理由』執筆。

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