探偵が暴露。“億万長者の超お金持ち”な人々に共通する「相談内容」は“近隣住民”?

 

でも、上記のように“超お金持ち”になると、基本的には「自分の生活の安心や安全」にフォーカスされている。

また、そういった方々のご相談は、必ず自宅で行われます。

彼らは、家具も、服も、食材も、何でも“家に届けてもらう”スタイルなので、外に出る必要がない。

そして何より──自分が「お金持ち」だと周囲に悟られたくない。そんな気持ちが強く感じられます。

だからこそ、「自分や資産を守る」ことを第一に考え、“攻撃されるかもしれない存在”を早めに把握し、必要があれば排除する。そんな思考パターンが見えてくるんです。

実際のところ、調査を進めてみた結果、「対象者は特に問題ない普通の生活をしていた」というケースも全体の半分くらいあります。

なぜそんなことが起こるのか?

推察するに──彼らは家からほとんど出ず、関わる人間が「ごく限られた周囲の人だけ」になる。

だからこそ、その少ない関係の中に過剰な注意や不安が向く。そうなると、隣人はごく普通の生活をしているのに、警戒の対象になってしまう。こんな流れが多発しているのではないかなぁと思います。

僕らにはまだわからない、“何百億もの資産”を持つ人々の世界観や思考回路。到底、簡単に理解できるものではありませんが、こうしてお話を聞いていると、少しずつその輪郭が見えてくる気がします。

ちなみに、そういったお宅に伺うと、だいたい2時間以上、じっくりお話を伺うことになります(笑)。

そして、僕に本当に相談したいことは、そのうちの10分ぐらい。あとは身の上話です。

いや、本当に相談、話したいことは、自分のごくありふれた生活の話なのかも。。。

彼らの見ている社会とは一体、どんな世界なのでしょう。

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平成3年生まれ。探偵歴10年。愛知県出身。好きな調査シーンは張り込み。19歳から探偵の修行を始め、他の職業をやることなく社会に出て現在までずっと探偵。中高生の頃から中南米地域に興味があった為、好きな探偵と中南米を合わせよう!ということで23歳のときに中南米で探偵をする為グアテマラ入りをする。グアテマラにて活動後、事業の基盤作りの為帰国。まずはアジアからということで現在はバンコクやマニラなどでの調査を経験しながら、国際探偵への道を走っている。多くの男女トラブルや企業内外の調査を受けている。

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