人気声優への批判で馬脚を露わにしたリベラル言論人
先日は、声優の林原めぐみ氏がブログで、マナーの悪い外国人観光客による迷惑行為などに言及し、「しっかり取り締まらないとやばい 日本ザリガニがあっという間に外来種に喰われちゃったみたいになってしまう」と述べたことが、一部から「ヘイトスピーチ」だと批判されました。
とくに、ジャーナリストの津田大介氏が「既存メディアが力を失い極右や陰謀論系ユーチューバーのコンテンツが常時おすすめに表示されるような世界線なのだから、ユーザーのリテラシー不足だけを責めても何も問題は解決しない」「EUレベルのプラットフォーム規制が急務」とポストしたことが、この発言問題をさらに大きくしました。
これに同調するように、林原氏の発言を批判する論調が、とくにリベラル言論人やリベラルメディアで広がりました。
● 声優・林原めぐみさん、「一部の外国人」を「外来種」に例えて物議…批判と擁護、社会の分断が行き着く先は
とはいえ、林原氏の発言は、迷惑外国人が日本でやりたい放題の状態になると、日本の文化が破壊されるといった危機感からのもので、「だから政治に無関心ではなく、選挙に行こう」といったことも記しており、全体を読めば、当たり前のことしか言っていない印象です。
実際、「普通のことを言っているに過ぎない」と擁護する声も少なくありませんでした。
他国にやってきて反社会的な行為を行う外国人、犯罪を犯す外国人を国内に入れたくない、そのような輩は国内から追放したい、などというのはどこの国の人でも当たり前に抱く感情であり、それすら「ヘイトだ」という人は、日本社会に混乱を招きたいと思っているとしか考えられません。
しかも、いつもは「日本の芸能人には政治的発言が少なすぎる、それは社会の圧力があるからだ」などと言っているリベラル側の人たちが、自分の気に食わない意見に対しては「このような発言に対しては規制が必要だ」などと主張するのは、結局のところ、言論の自由などには関心がないということを吐露しているとしか思えません。
この程度の発言すら「ヘイト」呼ばわりされて口に出すことさえ封じられ、その一方で、ますます迷惑外国人の傍若無人が昂じていくならば、本当の排外主義が台頭してくることに繋がりかねません。誰も解決してくれない、そのことを口にも出せないなら、自衛するしかなくなるからです。それは時には法を逸脱したかたちとなるかもしれません。
そうならないためにも、日本政府には、ぜひとも批判を恐れず一刀両断に決断を下し、日本社会の秩序を維持する策を迅速に進めて頂きたいものです。
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