中国産のスナック菓子や偽シャインマスカットが世界中で大問題に。安物買いの銭失いに注意せよ

 

シャインマスカット以上に生産にこだわり、厳しい基準をクリアしないと出荷できない、日本の高級ブドウ「ルビーロマン」も、苗木が闇で流通し、模倣品が出回っているということです。さらに注目すべきは、この模倣品のブドウから法で定められた基準値を上回る農薬が検出されていることです。以下、報道を一部引用します。

『タイの市民団体が中国産の「シャインマスカット」から、法で定められた値を超える残留農薬を検出したと発表。

タイ政府側は「よく洗えば大丈夫」だと危険性を否定しましたが、それでも「洗浄しても毒が残っている」「中国人は命よりお金が大事なのか」など批判が殺到しました。

この騒動は瞬く間に東南アジアの国々に拡大…。インドネシアでも政府が調査する事態となりました。』

【危機】中国産“シャインマスカット”から残留農薬 日本産への風評被害懸念「全体の問題として誤解される可能性」狙われる日本のブランド果実

このように中国などに苗木が流出し、粗悪品が市場に出回ることで、日本がシャインマスカット市場において被った被害額は年間100億円を超えるという算出もあります。

また、近年は物価高対策として冷凍カット野菜を便利に使う家庭も多いと思いますが、中国産の冷凍カット野菜から次々と基準値を超える残留農薬が検出されています。以下、報道を一部引用します。

『安く大量にまとめ買いできるとして人気を集める「業務スーパー」。5月下旬、同チェーンが販売した冷凍ピーマン(千切り)の一部から基準値を超える残留農薬が検出された。運営会社の神戸物産は「検出された値はごく微量で、通常に食べる量なら健康被害の可能性は極めて低いと考えられる」としつつ、全6万品の自主回収を決定した。業務スーパーではその直前に中国産の冷凍大根(輪切り)で残留農薬が検出されており、全品回収を発表したばかりだった。

温めるだけの調理済みだけでなく、近年は“下ごしらえ”済みのカット野菜や魚介類などの冷凍食品が人気だ。なかでも比較的安価な輸入品のニーズが年々高まっており、農林水産省によると、昨年の冷凍野菜輸入量は約117万トン、輸入額は約3319億円といずれも統計開始以来最高を記録した。金額ベースでは中国産が約半数を占めている。』

物価高だからと、ついつい安いものを買ってしまいがちですが、健康はお金では買えません。中国は、福島県産の食品にいつまでもケチをつけ続けていますが、自国の食品にもっと目を向けるべきです。食の安全を脅かすものを、自国のみならず海外諸国にまで垂れ流し続けていることに、もっと罪悪感を持つべきです。金銭至上主義で、健康よりも利益という考えは間違っているということに、いい加減に気づいてもらいたいものです。

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