変態教師集団と「小児性愛コミュニティ」どう撲滅?女子児童盗撮、体液混入でも「ロリコン検査」を教員採用試験で実施できぬワケ

 

ブラック職場に耐えるのは「女子児童好き」のロリコン教師ばかりという現実

では、教員志願者を増やすにはどうすればいいでしょうか?具体的には、

保護者対応は教育委員会のCS(カスタマーサービス)に一本化する
行事やプール指導、部活などの周辺業務をどんどんカットする

などが考えられます。つまり、教員という職業のブラック性を徹底的に見直すということです。

ブラックのままでは、どうしても志願者は減ります。その分、危険人物予備軍が入ってくる可能性がアップするのです。

恐らく、自分のターゲット年齢の女子児童・生徒と「一緒にいられる」ことに大きな価値を見出す、歪んだ性的動機をもった連中からすれば、その目的を達するためには、多少のブラック性など全く苦にならないという状況があるのだと思います。

何度でも申し上げますが、ブラックな職場環境によって教員の採用倍率が下がることは、悪質な連中の思うツボなのです。

決定的な対策としては、教員の待遇改善がやはり必要です。給与を含めた待遇や職場環境を徹底的に改善するのです。そのようにして、志願者を何倍にも増やすことで、危ない人物が採用される可能性を限りなく下げる、これを地道にやるしかありません。

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東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院卒。1993年より米国在住。メールマガジンJMM(村上龍編集長)に「FROM911、USAレポート」を寄稿。米国と日本を行き来する冷泉さんだからこその鋭い記事が人気のメルマガは第1~第4火曜日配信。

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