「フードコート」への出店は本当に儲かるのか?収益構造と成功条件を“外食のプロ”が徹底解説

 

■PLを考える

まずはコストだけを考えてみます。

原価 :通常通り

人件費:通常通り

家賃 :400,000円

家賃加重:最低額を超えると8%程度かかってきます

固定費:200,000円(※上述共益費など

減償 :110,000円(※敷金除く

消耗費:5%程度

水光費:3%程度

販促費:都度発生

手数料:5%程度(※クレカ手数料が高止まり

その他:3%

これくらいになります。

それで6年間頑張ったが全く利益は出なかった。知名度は上がったかもしれないが。。という損益分岐点ラインがこうなります。

売上  :3,300,000

原価  :990,000(30.00%)

人件費 :990,000(30.00%)

家賃  :400,000(12.12%)

家賃加重:0

固定  :200,000(6.06%)

減償  :110,000(3.33%)

消耗費 :165,000(5.00%)

水光費 :99,000(3.00%)

販促費 :66,000(2.00%)

手数料 :165,000(5.00%)

その他 :99,000(3.00%)

営業利益:16,000(0.48%)

坪売上で見ると8坪で考えると40万円程ですね。ただこれはとてもネガティブ。やって良かったと最低限思える営業利益率10%で考えたらこうなってきます。

売上  :7,800,000

原価  :2,340,000(30.00%)

人件費 :2,340,000(30.00%)

家賃  :400,000(12.12%)

家賃加重:224,000(2.87%)

固定  :200,000(2.56%)

減償  :110,000(1.41%)

消耗費 :390,000(5.00%)

水光費 :234,000(3.00%)

販促費 :156,000(2.00%)

手数料 :390,000(5.00%)

その他 :234,000(3.00%)

営業利益:782,000(0.48%)

やはり投資額も大きい分、しっかり利益を出そうと考えるとこれくらいの売上が必要になってきます。8坪なので坪売上は97万円くらい。

そうなると次の課題が出てきます。

・それだけの集客ができるのか?

・それだけ作ることができるのか?

この視点です。

■集客について

やはり市場規模が大きく、安価な業態の方が基本的には強いです。

  • ラーメン
  • うどん、蕎麦
  • 丼系(天丼、牛丼、親子丼)
  • バーガー(大手中心)
  • 揚げ物(とんかつ、唐揚げ)
  • 韓国
  • 中華
  • アイス
  • たこ焼き

などなど。

フードコートは目的来店ではなく、フードコートに来られたお客様の衝動注文をどう獲得するか。それを前提としたビジネスモデルになるので、自分たちだけが中価格帯以上で頑張ろうと思っても集客が非常に困難になります。

もちろん、フードコート全体の価格帯が上がってくれば、中価格でも成り立つことは稀にありますがやはり基本的には難しいですーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2026年5月11日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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