天皇陛下がおっしゃっている「忘れてはならない4つの日」
記者からの「敬宮(愛子)さまを養育されるに当たってどう思われるでしょうか」との質問に対する答えの中で、今上陛下はこうおっしゃっていた。
「陛下(現・上皇)をお助けして、そして国や社会のために尽くす気持ちを養って欲しいというふうに思います」
「また、愛子には一人の皇族として立派に育って欲しいですし、名前のように、人を愛して人からも愛され、人を敬い人からも敬われるような人に育って欲しいです」
ご誕生の直後から、陛下は愛子さまには「国や社会のために尽くす気持ちを養って欲しい」「一人の皇族として立派に育って欲しい」と願われていたのだ!
これは、悠仁さまご誕生直後の秋篠宮殿下のご発言とは対照的である。
2006年11月24日の記者会見で、「男子皇族としての悠仁さまの今後のご成長について思われることを」お聞かせ下さいとの記者質問に対する、秋篠宮殿下のお答えはこのようなものだった。
「私たちにとって男の子というのは今まで経験がないことですので、どのような経緯をたどって成長するのか、分かりません。ただ、基本的には長女、次女と同じように接するつもりでおります。今の段階で言えますのは、元気に育ってくれることを願っているということです」
ごく普通の親の言葉である。「国や社会のため」どころか「一人の皇族として」といった言葉すら入っていない!
この時、自称保守界隈は41年ぶりの男性皇族の誕生に大いに沸き立ち、悠仁さまが将来の天皇になることは規定事実だとしていた。
だが、秋篠宮殿下にはそんなつもりは最初からなかったのだ。次の天皇となるべく育てられているのは直系長子の愛子さまであって、傍系第三子の息子は違うという認識だったのは、ほぼ間違いない。
ちなみに、愛子さまご誕生の際には特別に記者会見が行われたが、悠仁さまの際には記者会見は開かれず、悠仁さまご誕生に関する記者質問は、秋篠宮殿下のお誕生日会見で他の質問と併せて行われた。このような点でも、初めから扱いは全然違ったのだ。
もちろん秋篠宮さま・紀子さまが悠仁さまに対して、皇族として生きることを軽視した育て方をされたわけがないし、自分たちが公務などに臨む姿も見せてこられたはずである。しかしその重みは、天皇皇后両陛下が愛子さまに対して見せてきたものとは全然違ったのである。
それは秋篠宮殿下が悪いわけではない。これが直系と傍系の違いなのだ。そしてその違いは、国民には直感的にわかる。愛子さまが身に着けてこられた公共心は、悠仁さまのそれとは次元が違うということを瞬時に感じる。それが愛子さまと悠仁さまの人気の差として表れているのだ。
愛子さまと悠仁さまでさえこれだけ違うのに、完全な一般国民として生まれ育った男が急に皇室入りして、その子が男だったら天皇になれるなどと言われて、いったい誰がそれに敬意を持つことができるだろうか?
天皇陛下は、日本人には「忘れてはならない4つの日」があるとおっしゃっている。沖縄慰霊の日(6月23日)、広島原爆の日(8月6日)、長崎原爆の日(8月9日)、そして終戦記念日(8月15日)である。
このお考えも上皇陛下から引き継がれたもので、天皇陛下はこの4つの日には黙祷を捧げて平和を祈り、身を慎んで過ごされているという。
もちろん愛子さまも、物心ついた時から4つの日には同様に過ごされていたはずである。
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