これまでも季節ごとの夜空について、様々な情報を紹介してくださった無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』の著者・須田將昭さん。そんな須田さんが今回注目したのは「さそり座」です。『銀河鉄道の夜』にも登場するこの星座には、我々がはまりがちなある「罠」があるとのことなんですが…、それは一体!?
梅雨が来る前に…
このところ昼は爽快な青空が見えるものの、夜空はすっきりしない感じでぼんやりしています(黄砂なのかどうかははっきり言えませんが)。
街中ですと、明るい星は見えますが、暗い星はあまり姿を確認することができません。みなさまのお住いのところではいかがでしょうか?
とりあえず目を引くのがひときわ明るく輝く木星です。その近くにはおとめ座のスピカ、うしかい座のアークトゥルスの二つの一等星があり、そしてしし座のデネボラ(二等星)とで、「春の大三角」を作っていますが、それもやや見にくい星空です。
普段の帰りは夜11時を過ぎているのですが、ふと「あれ? そういえば随分とさそり座の姿を見ていないような…」と気づきました。
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