NY在住20年の日本人社長が勧めるニューヨーク「プチプラ」情報

shutterstock_57571180
 

世界一物価が高いと言われるニューヨーク。何か食べても観光スポットに行っても日本とは比較にならないほどお金が飛んでいくようです。そこで、メルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者でNY在住20年、『NEW YORK ビズ!』CEOの高橋克明さんが、ニューヨークを安上がりに楽しむための情報を教えてくれました。これからニューヨーク旅行を計画している人には、必見&保存版の情報です。

ニューヨークの食の物価をナメるな

ニューヨークの物価が高いことは、いまさらメルマガネタになるはずもなく。世界一なのは、世界の共通認識です。ここメルマガでも、ストレス発散代わりに(笑)あらゆるものが高すぎる不満をぶつけ続けてきました。いや、ケチと思われるから書かない方がいいんだけどね。それでも書かずにいられない、素うどん1杯1500えんの世界(具材を入れたら2000えん超えます。ちなみにオシャレで高級なうどん専門店の話ではなく、フードコートのプラスチックの器に入ってるような、お世辞でも美味しいとは言えない代物が、です)。

この街で我が双子を大学まで入れるのに、果たして一体幾らの天文学的数字を覚悟しなきゃいけないのか、計算するのも怖くて考えないようにしている今日この頃です。

で、そんな愚痴ってばかりいても始まらないので、今日はそれでもこの街でサバイバルする「安上がり術:プチプラ・ニューヨーク」を。短期留学はもちろん、長期旅行でも役立つ情報にしています。

そもそも日本人は「貧乏暮らし」に美徳を感じることができる稀有な人種。そう苦痛には感じず、楽しみながら、この世界一物価の高い街で「プチプラ暮らし」または「プチプラ観光」をやってみよう。

まずは、食。「少ない予算で食いつないでいく」なんていうと、みみっちく感じますが、「ニューヨークいる間くらい、好きなもの食べよう!」なんて言ってると、あっ!という間に、予算オーバーになってしまいます。この街の食物価をなめない方がいい。

日本からのお客様をアテンドするのも、僕たちの重要な仕事の一つですが、かなり裕福なお客様ですら、毎回度肝を抜かれます。彼らが仮に腐るほどお金を持っていても、そういう問題ではなく、コーラ1本が、日本円で500円で普通に売られていると、二度見してしまうのは当然です。

チップについても、ここメルマガで何度も書いてきたので割愛しますが、最近では勝手に18%のギャランティー込みで最初からチャージしているお店も増えてきています。そのチェックをよく見ずに、つまり、既に込み込みでチップを上乗せされている料金と気づかずに、さらにそこから18%のチップを置いても、店側が「払い過ぎですよ」と教えてくれることは100%ありません。

エクストラ(追加)でチップをくれるいいお客さんだなぁと素直に受け取るだけです。世界一の富裕層も多く住む街、チップに50%、もしくは100%を置いていくお客も珍しくないからです。

print
いま読まれてます

  • NY在住20年の日本人社長が勧めるニューヨーク「プチプラ」情報
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け