イタリアの企業が開発、日本のリニアモーターを時代遅れにする新技術

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先日掲載の「レジなし『Amazon Go』はコンビニの未来なのか? 中島聡が体験レポ」でもお伝えしたとおり、Amazon Goのシステムにすっかり魅了されてしまったという世界的プログラマーの中島聡さん。今回、中島さんは自身のメルマガ『週刊 Life is beautiful』で、そのテクノロジーの導入が今後の世界をどう変えてゆくかについてビジネスアイディアを記す形で考察。また、イタリアの企業が開発に成功したという「鉄道輸送に革命を起こす技術」についても紹介しています。

インフラコストの安い磁気浮上列車

磁気浮上列車に関しては、「レール側に莫大なコストをかけずに列車を浮かすことが出来れば良いのに」と常々考えて来ましたが、ようやくironlevというイタリアの会社がついに解決したようです。

ウェブサイトを見ても、技術的に詳しいことが書いていないのですが、通常の鉄道のレールの上で列車を磁気浮上させることに成功したようです。

これが本当であれば、高速鉄道だけでなく、通常の鉄道においても大幅にエネルギーコストを下げることが可能です。例えば、先頭のみに従来型のモーター付きの車両を置き、残りは磁気浮上させるだけで、数十パーセントのエネルギーの節約が可能になると思います。

これが実用化されれば、現在、JRが建設中の東海リニアなどあっという間にコスト面で時代遅れになってしまいます。

とは言え、技術的な詳細を知らなければ納得出来ないので、投資家としてテクニカルなホワイトペーパーを送って欲しいと連絡を入れたところ、早速返事がありました。

ホワイトペーパーとは呼べるほどのものではありませんが、強磁性の磁石を使い一切エネルギーを使わずに列車を線路の上に浮かすことが出来る技術を持っているそうです。

磁力で列車を浮かせるには、反発力を上手に使い、かつ、バランスを保つ必要があるがため、これまでは超電導状態の物質を使う方法しか実用化されていなかったと思います。しかし、常温で超電導状態になる物質はまだ見つかっていないため、冷却のためのエネルギーが必須です。

もし、ironlevが超電導物質を使わずに、列車を安定して浮上させることに成功したのだとすれば、これは本当に画期的で、鉄道輸送に革命を起こすことになると思います。

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