高城剛に聞いた、排気ガスを吸って走る都会ランで気をつけたいこと

Maridav/Shutterstock Maridav/Shutterstock
 

健康のためにランニングをしているのに、街の排気ガスを吸って体調不良に…。空前のランニングブームが起きる中、世界を走る男・高城剛さんが健康的にランするコツを教えてくれました。

 

重要なのは 運動する時間の長さ。場所を選びの前に“精神的”に負担をかけない方法を意識すべき

Question

shitumon長時間外で運動したら体調を崩してしまった。大気汚染や健康面で気をつけるべきことは?

ここ数年でマイコプラズマ肺炎と咳喘息にかかりました。
もともとランニングやアウトドアが趣味で健康体ですが、長時間外で運動をした後にかかっています。
何年か置きに重症になるので、外での長時間の運動が少し怖くなり、ケムトレイルや大気汚染は目で見てもわからなく不安になります。
高城様は色んな国の色んな場所でランニングをして、大気汚染や健康面で気をつけていることはありますか?

高城剛の回答

確かに北京やマニラは、とても走る気分になりませんよね。
言い換えれば、走りたい!と思った街で、僕は走るようにしているだけだと思いますし、それに は体調も含まれます。最近は、都会にいるより島などにいることのほうが圧倒的に多いので、走る機会も増えていますが、不調時には無理して走ることはありません。

また、長時間走ることをせず、冬なら暖機をする程度に走って身体の奥底を動かすのと、脳のなかにある精神活性化装置が働く程度(エンドルフィンのエクスポージャー)にしていますので、長時間運動することは滅多にありません。

ご自身でおわかりになっているかわかりませんが、頂戴しました短いご質問中に「長時間」と何度か出てきておりますので(時間は主観的なものです)、「身体的」というより「精神的」に参っているご様子です。

なにをするのにも、「精神的」ご無理は禁物です。それがもっとも不健康ですから。

「短時間」といま思える運動の楽しみを、まず見つけるといいと思いますよ。
物理的時間はともかく。

 

takashiro 『高城未来研究所「Future Report」』
著者:高城 剛
コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。毎週お届けする『高城未来研究所「Future Report」』では、今後世界はどのように変わっていくのか、私見と俯瞰的視座をあわせてお届けします。
≪初月無料/購読はこちらから≫

 

 

print
いま読まれてます

  • 高城剛に聞いた、排気ガスを吸って走る都会ランで気をつけたいこと
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け