【クイズ】ノーベル賞受賞の日本人教授、最初の職業はどれ?

 

彼らの特徴は・・・

1. 自分の能力が高いことを、周りにアピールしない。自分は一歩下がって、他者を立てる。

2.ギャルやヤンキー、授業中に私語の多い(うるさい)生徒に対して、嫌悪感を出さず、好意的に接する。そのため、彼らからも好かれる。

3.勉強の苦手な子に、優しく勉強を教えてあげる。そのため「すご~い」と彼らから尊敬されるが、「そんなことないよ。自分も最初はできなかったけれど、少し勉強したらできるようになった。みんなもすぐできるよ!」とサラっと言う。そのため、もっと尊敬される。

4.先生や両親に感謝と尊敬の気持ちを持ち、それを言葉に出して伝えている。

5.「自分以外のすべての人が、自分より優れている」という前提で行動するので、出会う人すべてから何かを学ぼうとする

このうち、4と5は特に大切なポイントではないかと思います。

新約聖書のローマ人への手紙第12章10節に、こう書いてあります。「兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。」
Be devoted to one another in love. Honor one another above yourselves.
この一節を読んだ時、誰に対しても「人は自分より優っている」という前提で接している、何人かの優等生の顔が、私の脳裏に浮かびました。

そして、有名人にも、こういうタイプの代表的な人がいます。テニス選手のシャラポワさんです。
彼女は、自分よりランキングが下の選手に「私の悪い点はどこですか? 教えて下さい!」と頭を下げて、熱心にアドバイスを求めに行くそうです。

ただ勉強ができればよい、テストや試合で結果を残せばよい、のではなく、まず、彼らのこのmindsetを見習うところからはじめようと思います。

長い話になりましたが、いったい何が言いたいのかというと、大村智さんが夜間学校で教えていた頃、昼間は働き、疲れたヘトヘトの体を引きずって夜は学校に来て、熱心に勉強している若い教え子達を見て、「この子達に負けられない。もう一度、大学院に入り直して勉強しよう!」と決意したというエピソード……。
教師をしていると、生徒さんに突き動かされて、大成長することがある、ということ。

ノーベル賞受賞者の大村さんの足元にも及びませんが、私は同じ教師として、大村さんの決意に大きく共感します。

大村さんの教師魂を、自分の糧にしたいと思います。

image by: Shutterstock

 

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