「忙しいから出来ない」が口癖の人は飯を3回食べてる矛盾に気づかない

 

そもそも現代人にとって時間とは無為無策で天から落ちてくるような性質のものではありません。ヒマでやる事がなくてコンビニの前でウンコ座りをしている高校生くらいですよ、そんな羨ましい状態で生きているのは。高校生だって真剣に大学に行こうと思っている人は、ゴハンを食べながら単語帳をめくったりしていますよ。

時間がない、と言う人は自らの胸に、時間を捻出するためにどのような創意工夫をしているのかを問い給え。創意工夫なしに、時間がないと言う勿れ。

時間がないから本が読めない、ウソをつくなウソを。電車の待ち時間、往復の通勤電車の中、ラーメン屋で注文してから出て来るまでの間エレベータの待ち時間、作ろうと思えば誰しも1日に1時間以上の隙間時間はあるのだよ。この時間を読書に充てるだけで、年に50冊の文庫本は読めるのだよ。

一事が万事そういう感じで、時間を作り出す工夫が必要なのです。

ちょっと前に時間配分という話をしたんですが、これも全く同じことで、意識して時間を支配するのです。それが工夫なのです。土日は家族サービスに忙しいのなら、家族サービスをやりながら出来ることは何か、家族サービスでどこに行けば時間のパッチワークが出来るのか、家族サービスとのバーター取引で、どこかでまとまった時間を作れないか、という創意工夫や家族との交渉すら出来ない人が、人生で幸せを謳歌出来るわけないじゃないですか。

過去の経験上、忙しくて○○出来ないと言う人に限って、時間を粗末にしたり、相手の時間を奪ったり(約束の時間を守れないのはこのタイプ)するんです。

人生で最もプレッシャスなのは、モノでもおカネでも人脈でもなくて、「時間」ですよ。すべてのものは、時間さえあれば作り直せるのですから。でも時間だけは取り戻すことが出来ないんです。なぜなら我々は日々、死に向かって驀進しているのですから。

image by: Shutterstock

 

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著者/佐藤しょ~おん
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