また「半袖シャツ」も可能であれば避けてください。
真夏に暑苦しくて仕方ない・・・という時まで長袖を選ぶ必要はありませんが「可能な限り」長袖にしましょう。
「半袖シャツ」は所詮フォーマルの「長袖シャツ」の省略形に過ぎません。省略形はなるべく避けましょう。
また多くのスーツ用半袖シャツは袖幅が太すぎます。
※参考画像「ダサい半袖シャツ」
この理屈は普段から説明している通りですが、もち肌で華奢な日本人の腕回りにこういった太幅の半袖シャツを合わせてしまうと腕回りが細く見えすぎて頼りない印象を受けてしまいます。
外人が半袖シャツ(日本人ほど着ませんが)を着ると彼らは腕まわりが筋骨隆々としているため、袖幅がピタリと腕にフィットしてたくましく見えます。これが私たちと彼らの大きな差です。
袖の基本的な考え方ですが、「細い袖ほど腕は太くたくましく見える」「太い袖ほど腕は華奢で細く見える」のです。
これを私は「女子高生ルーズソックス理論」と呼んでいますが。90年代女子高生の間で爆発的に流行したルーズソックスはボリューミーなソックスを対比効果で使うことで足を相対的に細く見せるワザだったのです。
これが半袖シャツにも当てはまります。
「そうかじゃあ半袖シャツは袖幅が細いものを選べばいいのか!!」
と思うでしょう。その通りなんですが、残念ながら日本のスーツショップに細幅の半袖シャツってめちゃくちゃ少ないです。なので長袖を選んだ方が楽です。
また手持ちの半袖シャツを格好良く見せたいのなら、袖幅を詰めちゃうというのも手です。
袖の幅を全周で1,2cm詰めるだけでも随分印象は変わります。直し代も安いので気になる人は試してみてください。
いいでしょうか??話をまとめます。
「大原則」
クールビズだからこそ極力ドレスライクに近づける
・半袖シャツより長袖シャツを選ぶ
・カラーシャツやデザインシャツは避けて白シャツを選ぶ
・半袖を着たいなら袖周りに気をつける
ここまでOKでしょうか。
ちなみに画像で着用しているシャツ、かなり手頃な値段ですがツヤ感も潤沢で細身シルエット、オススメです。
一応着用アイテム一覧はこちらです。
決して高いものでまとめているわけじゃないんですよ。
▼着用アイテム
BRAND:SUIT SELECT
ITEM:【BL/SKINNY】ショートポイントドレスシャツ/ホワイト+STRETCH
PRICE:3,800円
▼着用アイテム
BRAND:SUIT SELECT
ITEM:【BL/SKINNY】2釦シングルスーツ 0タック/ブラック×ソリッド+SUPER TOUGH 100’S
PRICE:28,000円
▼着用アイテム
BRAND:SUIT SELECT
ITEM:【SL】ストレートチップドレスシューズ/ブラック
PRICE:12,000円
では次に参ります。