夏のダサいクールビズは「崩さない」を守れば格段にオシャレさが増す

 

また言及し忘れていましたが、パンツの「クッション」にも注意してくださいね。
パンツの裾にシワ感があると一気にシルエットがルーズになります。パンツの印象の要は裾です。

先端部分であり視線が集中する箇所である「裾」がシルエットの印象の大半を担っています。
スキニー、ブーツカット、ストレートこれらの形は実は膝から下の形状で決まるのです。
仕事着であり作業着ですから、ウエスト周りやモモ周りなどは別に極端に細くしなくても良いです。自分が動きやすいサイズ感で結構。
ただしその分「裾」だけは注意してください。
裾は絶対にシワを出さないようにしてください。画像のようにちょっと靴下が見えるくらいで結構。
シワを出すよりずっと美しい印象になるはずです。裾にくしゃくしゃとシワがたまるとどんな美脚パンツもシルエットがルーズになるものです。

※参考画像「シワのあるルーズシルエット」

シワのあるパンツ

細いパンツでも裾がくしゃくしゃとルーズだと印象は台無し

※参考画像「シワのないスッキリシルエット」

シワのないパンツ

逆にゆったりとしたパンツでも、裾にシワがなければそれなりにスッキリ見えるものです。
これを活用してください。新しいパンツを買う必要はありません。
手持ちのスーツスラックスの丈をもう一度見直してみてください。
裾にシワが出ていませんか??
裾のシワをとにかく消しましょう。それでシルエットは生まれ変わります。

参考画像「MB着用画像」
ポロシャツ着用 イメージ

このスラックスもスーツセレクトの安物ですが、決してピタピタに細いものじゃありません。
裾幅もモモ幅も無理のないサイズ感です。横を向くとわかるでしょう??
ですがスッキリとキレイに見えるのは裾にクッションがないからなのです。
これも大原則ですが、「シワはカジュアルを表現しツヤはドレスを表現するもの」です。

デニムは「ヒゲ」などのシワがつくことを有り難がりますが、高級スーツはいかにして「シワを決してツヤを出すか」が命題です。
ドレスライクにしたければシワを消すことに注力しましょう。
そのためには「お直し」が必須です。

カラーシャツを選ぶなら「ツヤ」と「細身」を

カラーシャツ 着こなし

あ
こちらはカラーシャツを使ったもの。
どうしても「白」じゃなくてカラーシャツを使いたいのなら、なるべく細身だったり、ツヤのあるものを選ぶとドレスライクに見えます。
オマケ程度ですがモノ選びの参考にしてください。

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