京都の風物詩「祇園祭」。氏子らが7月にキュウリを食べない理由

 

キュウリ封じ

八坂神社の御神紋は「五瓜に唐花(ごかにからはな)」と「左三つ巴」です。これは家紋のようなものです。ちなみに「五瓜に唐花」の紋は織田信長家の家紋と一緒です。

この神紋実はキュウリを輪切りにした時の断面と似ています。そのことが由来で、祇園祭が行われる7月になると祇園祭の関係者や氏子達はキュウリを食べないという習わしがあります。「恐れ多い」とのことからだそうです。

京都は美味しい漬物でも有名な土地ですが、この時期ばかりはキュウリ好きには辛い1か月です。ただ、今も頑なに守られているのはごく一部の方達だけのようで、一般観光客は食べても大丈夫のようです。

いかがでしたか?

まずはサラッと祇園祭の概要言い伝えなどをお伝えしました。導入部分からコッテリしているとあまりよくないので今回はこのぐらいにしておきます。

次回は来週の半ばの配信となるので、前祭の宵山や山鉾巡行、八坂神社の神幸祭の数日前となります。なので、祇園祭の魅力をふんだんに、余すところなくご案内したいと思います。これを読んで祇園祭に行けば観るべきものがよく分かり感動のレベルも格段に上がるような内容になっています。

一度読んで前祭を観て、もう一度読んで後祭を楽しむことが出来るようにしています。是非とも楽しみにしていて下さい!

image by: kqlsm / Shutterstock.com

 

おもしろい京都案内
毎年5,000万人以上の観光客が訪れる京都の魅力を紹介。特にガイドブックには載っていない京都の意外な素顔、魅力を発信しています。京都検定合格を目指している方、京都ファン必見! 京都人も知らない京都の魅力を沢山お伝えしていきます。
<<登録はこちら>>

print
いま読まれてます

  • 京都の風物詩「祇園祭」。氏子らが7月にキュウリを食べない理由
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け